残り3日となりました。相当疲れが出てきていますが、充実しています。今しか出来ないことを精一杯体験します。

獣医さんが来て、生後約5ヶ月の4頭の牛の去勢をしました。去勢しないで肥育した場合、キメが粗くて硬い肉が生産される等、消費者に好まれない牛肉が生産されます。また、牛同士の争いが激しくなり、けがの多発や発育・肉質の低下が起こります。今回は観血去勢法という方法で、アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点で最適な方法をとったそうです。麻酔を打ち、両足を縛り、素早い手つきで5分ほどで摘出していました。術後もう一度注射を打つと、やがて牛は立ち上がりますが、少しグダっとした様子が見られます。何度も消毒し、感染症の予防に努めつつ、牛がストレスを感じないように実施されました。