今日で、私たちが然別湖で過ごす日々も終わりになりました。あっという間の10日間で、明日から今日までの日々の生活と違うと思うと寂しい気持ちです。最終日には今日までお世話になったたくさんの方々に挨拶をして、チームの仲間と最後の思い出を作りました。

この旅で私が最も学んだことは、「おもてなし」の心です。私たちは10日間の滞在でしたが、初日には現地の方や世話役の方たちにとても温かく迎え入れていただきました。然別湖や周辺の紹介をしていただいたり、「おもてなし」をしていただきました。反対に、コタンでのお仕事では、然別湖の魅力やイグルーの作られ方・分厚い氷がどのようにして出来るかを説明したり、観光客の方がどのような旅をしてきたのかをたずねたりしました。このように、コタンに来てくださるお客様に「おもてなし」をするという体験もすることができました。どちらの立場にも立って活動が出来たのがとても印象深くて、日本人がどうして「おもてなし」の心を大切にしているかがわかりました。

また、然別湖のことがとても好きになりました。ここにいる人たちはとても温かくて、みんな然別湖のことが好きで誇りに思っていることが伝わってきます。10日間だけの旅ではありましたが、とても愛おしい場所になったし、また戻ってきたいと思える街でした。自然の美しさと人の優しさに触れてのびのび過ごした10日間の然別湖は、とっても幸せで思い出がたくさんな場所になりました。ありがとうございました。