本宮圭汰(2019夏日程)
自分の人生の記憶に残るいい体験ができました。いい体験だけで終わらないようにこれからの自分の勉強に生かしていきたいです。
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👋 次回は2021年8〜9月に開催予定です
村おこしボランティアは、地域と密着した活動を体験できるのが特徴の「旅のようなボランティア」です。
屋形島コースでは、なんと人口わずか14人の島の暮らしを体験しながら、貝の養殖のお手伝いを通じて地域活性化について学べます。
屋形島は大分県の南、佐伯市蒲江町の港から船で10分ほどで行ける、人口14人の離島です。
島の周囲は約3kmで、徒歩で回れてしまう小さな島です。
周りの海は青く透き通っており、隣の深島との間にはサンゴ礁が発達しています。
歴史をたどれば、もともとは農民が百姓一揆の島流しにあい、この屋形島に流れてきたそうです。
そのため、昔は農業も盛んで、島の中心部にはイモやみかんの畑だった場所があり、ブタを飼育していた小屋も残っています。
プランクトンの豊富な海に囲まれ、漁業も盛んになり、現在は島民のほとんどが漁師です。
ヒオウギ貝というカラフルな貝の養殖が盛んで、ホタテのような濃厚な味わいです。食べた後は加工品にもでき、島の特産品となっています。
色とりどりのヒオウギ貝のことをもっと知りたい方は、ECOFF屋形島コース1回生(2019夏日程)の参加者が製作したムービーをご覧ください!
全国的にも珍しい「ヒオウギ貝」。屋形島の海域周辺は水温、プランクトンの量などがヒオウギ貝の養殖に適しており、特産品となっています。
色とりどりで見るのも楽しいヒオウギ貝は、作業するときの気分も上げてくれます。
小さな子供の貝、稚貝を育て、大きくなるまで何度も磨いたり、サイズ分けをしたり、大きくなったら出荷作業をしたり…1年中仕事があります。
食べてもホタテのようでとっても美味しいですが、なんといっても見た目がキレイなので、食べた後に加工品などを作ってみても楽しいでしょう。
人口14人の暮らしはいったいどんなものなのでしょう? なかなか想像しがたいと思います。
世話人の後藤さんは30代で、後藤さんのお子さんを除けば他の島民はみな60代以上。移住者もいません。
これからこの島を盛り上げよう、とするのではなく、今住んでいる島民の生活を守ることが大切と考える後藤さん。
この島の生活に寄り添い、本物の限界集落とはどういうものなのか、自分の身をもって体感してきてください。
そして、このままでは無人化してしまう可能性が高い屋形島をみなさんの「第二のふるさと」にし、いつまでも屋形島を残していってください。
世話人の後藤さんが2018年にオープンした、「屋形島ゲストハウス」。
バックパッカーで世界を旅しながら得た経験から、人との出会いが人を成長させる、と考え、島の空き家をゲストハウスに改装しました。
ボランティア参加者同士や、島の方、またゲストハウスへ来るお客さんとの交流を楽しみましょう。
人口14人の島で、ヒオウギ貝の養殖をしながら、ゲストハウスを営んでいる後藤です。
僕は屋形島で産まれ育ち、一度島外に出て島に戻ってきたいわゆるUターンという形で島に住んでます。
思春期における島内の生活は窮屈で退屈を感じてて、もっと広く自由な世界に出てみたいと思い、高校生から下宿をして大分市内に出ました。
市内に出たものの自分の考える広く自由な世界とは程遠く感じ高校を中退、その後、フリーターでテレビ局やアパレルのバイトをしながらクラブのDJなどをやっていたのですが、何か物足りなさを感じ海外を放浪します。
インド、ネパール、タイなどの旅を経て、様々な文化や歴史の多様性を見て、自由とは? ローカリズムとは何か? を問いながら地元に戻って活動してます。
地域には様々な事柄のリアルな経験があります。
知識も大切ですが実体験が伴った時こそ、知識は生きると思います。
ぜひ、ローカルの生々しいリアルを体験しにきてください。
後藤猛さん
屋形島ゲストハウスオーナー/ヒオウギ貝漁師
+マークをクリックするとより詳しい情報をご覧になれます
場所
日程
日程 2020年8〜9月の間に9泊10日で開催予定
締め切り
締め切り 各日程出発日の1週間前または定員に達し次第
参加費
参加費に含まれるもの:食費・各種経費・保険料・寄付
参加費以外に必要なもの:現地(屋形島)までの往復の交通費・個人的な費用
お申し込みの前に【参加費について】を必ずご覧ください。
参加対象者
※社会人での参加も可能ですが、学生向けのプログラムですので、体力や学生に合わせる自信のない方のご参加はご遠慮ください。また、高齢の方の場合は安全性や医療施設などの理由から、世話人の判断により参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。
初日:
中日:
最終日:
※上記スケジュールはあくまでも参考です。実際のバスの時間等は事前にご自身でもご確認ください。
※ここに記載されているものは一例です。活動内容は天候や状況により変化しますので、これらの体験ができることを保証するものではありません。
※ここに記載されているものを得られるかどうかは、参加者次第です。
保険:村おこしNPO法人ECOFFが一括し損保ジャパン日本興亜の国内旅行保険に加入いたします。
現地世話人: 現地では、主として次の世話人が村おこしNPO法人ECOFFの定めるガイドラインにのっとって安全管理を行います。
・後藤猛(屋形島ゲストハウスオーナー/ヒオウギ貝漁師)
名称:屋形島ゲストハウス[ゲストハウス]
部屋の種類:男女別の相部屋
携帯電波:ドコモ ◯ | ソフトバンク X | au X
インターネット:X
浴室:◯
洗濯機|乾燥機:◯|◯
アメニティ:寝具一式のみ
冷暖房:有
食事:自炊
管理人:X
売店:X
自動販売機:X
携帯電波について:電波状況が悪い場所もございますのでご注意ください。
洗濯について:家庭用洗濯機を共同で利用しますので、洗濯物が混ざらないよう洗濯ネットをご持参ください。また、洗剤は念のためご自身でご準備ください。
アメニティについて:タオルや洗面用具はお持ちください。寝具は用意していますが、気になる方は寝袋等をご持参ください。
食事について:滞在中の食事は参加者どうしでの自炊が基本となります。食材は現地世話人が準備します。
管理人について:◯と表示されている場合は、管理人が同居している施設です。Xと書かれている場合は、管理人不在の施設ですが、世話人が定期的に巡回をします。
※上記宿泊場所を確保できなかった場合は、可能な限り同等の宿泊場所をご提供いたします。
テキストをクリックしてご覧ください
悪天候の場合、渡し船の出港が遅れたり欠航になることがあります。
そのため、屋形島滞在後のスケジュールには十分余裕をもってください。ECOFFは参加者が予定通りに帰宅できなかった場合に被った不利益については一切関与できません。ご理解をよろしくお願いいたします。
なお、悪天候が原因でフェリーが欠航した場合、通常は航空会社から代替便を無料で手配してもらうことが可能です。この際の手続き方法や代替便の手配が可能かどうかのお問い合わせはご自身でお願いいたします。
港から空港までは3時間以上かかるため、復路のチケット等を手配する際には時間に十分ご注意ください。
出発日のフェリーが欠航した場合
終了日は変わらずに日程を短縮して実施いたします。短縮された分の参加費は1日たり2,500円を現地にて現金にてご返金いたします。
最終日のフェリーが欠航した場合
この場合は、終了日が延長されます。現地世話人が予算内で準備した食材が不足した場合、食材費の追加費用が必要な場合がございます。その場合の追加費用は現地にてお支払い下さい。
特別な持ち物は、軍手・作業着・長靴の3点セットです。
なお、これらの物は作業内容によっては不要な場合もございます。
ですが、無いと作業ができない場合があるため、出発前に準備するようにしましょう。
その他、持っていったほうがいい持ち物に関しては、持ち物リスト(PDF)をご覧ください。なお、参加者には同様の持ち物リストが記載されている「ボランティアブック」を郵送いたします。
下記リンクから参加者にお送りする資料の一部をご覧になれます。
「ボランティアブック」以外は、資源の消費を抑えるため、メールでPDFファイルとしてお送りしております。
また、ボランティアブックは全コース共通の内容ですのでご了承ください。
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