台湾南部での地震に関して

2月6日午前4時57分、台湾南部・高雄市を震源とするマグニチュード6・4の強い地震が発生しました。複数のビルなどの建物が倒壊し、すでに数名の犠牲者がいらっしゃることがニュースで伝えられています。

建物の耐震性や地盤の柔らかさから、日本人の想像する以上の被害が出ている模様です。被災者のご家族の無事と被害者のご冥福を心よりお祈りします。

台北で活動中のインターン生に関して

今回の地震は台湾全土にわたって震度2〜6の揺れが観測されましたが、台北ではほとんど揺れがなかったとのことです。

ECOFF事務局は念のため台北で活動中のインターン生1名に連絡をし、無事を確認いたしました。また、もう一人のインターン生は現在マレーシアを訪問中のため、地震の被害はありません。

今のところ、台北では被害はないようなので、春休みの台北での村おこしボランティアに参加される方にはひとまずご安心していただければと思います。ただし、活動前後の台南方面への観光は余震の恐れがあるため控えていただければと思います。

また、台湾も日本と同じくいつ地震が起きてもおかしくない場所であることを改めて認識いただき、有事の際に備えていただきたく思います。

2016年2月7日午前3時現在、Yahoo!基金にて支援募金の募集が始まっています。間も無く、赤十字社の募金活動も始まると思われます。

台湾は、東日本大震災の際にアメリカに並ぶ世界最高額の支援を送ってくれた隣人です。ちなみに、台湾の一般的な初任給は日本の半額ほど。それを踏まえるといかに多額の支援をしてくださったかご想像できるかと思います。

みなさんからもぜひ、台湾の方々へあたたかいご支援をお願い致します。

2016年2月7日