ゲストハウス「やすんでけ」には毎日新しいゲストがいらっしゃいます。

今日で3日目だが、私たちと同じ日数滞在していたゲストの1人が本日の朝出発されました。

出発される際、まず感じたことは喪失感でした。喪失感の裏腹にはもちろん素敵でかけがえのない思い出があり、それほど感じるくらいゲストの方に快適に愉しく過ごして頂きたいという気持ちで取り組めた結果であると思います。この3日間のその方との経験は一生の財産になりました。様々なタイミングや境遇の方と出逢えるこの一期一会の環境は素晴らしいです。奥野ご夫婦が経営する焼尻島の「やすんでけ」だったからこそ「本当に来てよかった」と言って頂けるほどの濃密な時間を作ることができたと思いますし、何よりその「やすんでけ」の一員としてそれに貢献できたことは大変嬉しかったです。

活動内容としては、本日から本格的にウッドデッキの設計を自分たちで考え、丸鋸などの電動工具を実際に使いました。感じたことは、今まで日常生活で何気に見ていた木でできた椅子や机などに対して親近感が湧くようになりました。実際にどうやって作られているかを知ることで、これまで素通りしてきた物に対しての新しい見方が生まれ、また一つ自分の日常に味が出てきて面白くなったと思います。「やすんでけ」は外•内装や家具などDIYの宝庫であり、これから見るのが楽しくなると思います。「やすんでけ」では、自分がやってみたいこと見たいことがあれば、一生懸命その声を取り入れ下さり、積極的に取り組ませて頂ける環境です。世話人のおっくんさんの多種多様な経験は本当に勉強になり、かなさんの人を見て才能を引き出す力は凄いと思います。自分の価値観・考え方が様々な面で成長していると実感できています。本当に来てよかったです。