今月は、高知県四万十市にお住まいの秋山梢さんにお話をうかがっています。

今月お話をうかがっているのは、四万十市在住の秋山梢さん。
「田舎で働き隊!」の隊員として働くかたわら、ECOFFの活動にも積極的に参加しています。

前回は、秋山さんとの対談の前半をご紹介しました。
まだお読みでない方は、コチラからお読みください。

今週は、インタビュアーの宮坂と、
主役である秋山さんの対談の最終回をお楽しみください。

田舎の一番いいところは、ふつうのことかもしれない。

 

ターザンごっこをするおちゃめな秋山さん宮坂
特技は? 四万十行ってなにか増えたりした?

秋山
草刈機はだいぶ得意になりました!
これは自慢できる。
それと草刈機のメンテナンス…。

こっち(東京)だから言えることで、
田舎(四万十)では言えないことだけど(笑)。

宮坂
いいね。

秋山
まあ、でもオッチャンには負けますけど。

宮坂
(地元の)オッチャンには負けるんだ(笑)。

秋山
う〜ん、まあ山仕事もできるようになったかな…。

宮坂
四万十川の一番の魅力は?

秋山
一番の魅力…。
人!

宮坂
人。いろいろあるけど、人。

秋山
いい人がおおいのか、なんなのか。
やっぱもう…人!

宮坂
人だそうです。
じゃあ、田舎全体としてはどう?
こういうところが「田舎っていいよな」って思うこと。
「来て良かった」って思う瞬間。

秋山
う〜ん。う〜〜ん。
自然? なんていうんだろ。自然?

なんだろうなあ。
でもこう、ちょっと外にでるとダイナミックな山が『ドドドーン』ってあったりとか、
川がふつうに流れてるところとか?

朝もすごい気持ちいい。
もうちょっと、大それたこと言いたいけど(笑)。
でもたぶんこれが一番。

宮坂
あー、素朴なね。

秋山

あと、(川が)増水したときとかも「スゴイ!」って思う。
あんまり都会にいたら「自然ってスゴイ!」って思うことないけど。

宮坂
なるほど。
逆に、大変なところはどんなところ?

秋山
大変なこと。
でもパッと思いつかない…。
まあ色々あるけど、寒いとか!(笑)。

買い物に遠い?
けどまあたぶん、それどうあがいてもそうだから。
そんなに気にならない…。

パッと思いつかないのが正直なところ…。

宮坂
なるほどね。
意外と、なんとかなるろ〜!ってことで(笑)。
※「〇〇ろ」=土佐弁で「〇〇だろう/でしょ」などの意

秋山
でも本当雪国とか豪雪地帯だと大変でしょうけど。
まわりに人がいればなんとかやっていける。と思いましたね。

まあ、よくしゃべるオジサンから逃げられないことですかねぇ(笑)。

宮坂
わかる、それ(笑)。

秋山
たしかに、それ一番困っているかもしれない(笑)。
いつでもいるから「梢はいるか〜?」みたいになって。

宮坂
そっかそっか。
そのオジサンもこの記事読んでくれるといいですね(笑)。

田舎に行って変わったこととは?

中之島でのひとコマ宮坂
そうだ、テレビは観てる?

秋山
観ないです。

宮坂
そうだよね。
ないから観ないの?
それとも興味がないから?

 

秋山
たぶんあっても観ない。
NHKとか、ニュース観るくらいですね。

宮坂
新聞は?

秋山
読みます。
読むようになりました。

宮坂
あ、そうなんだ。
なぜ?

秋山
東京は情報がすごく多くてパッパッパ入ってくるけど、
あっちは全然入ってこないから、
いま日本がどういう状況なのかすごい気になる。

だからスゴイ読むようになりました。
毎日ちゃんと読んでます。
新聞っておもしろいなって思いました。初めて(笑)

宮坂
それはいいことだね。
モットーとか、座右の銘とかはある?

秋山
う〜んと、私のいまのモットーは、まあ人生でもそうかもしれないけど、
海老蔵さんに教えてもらった言葉で、「Sence of Wonder」って言葉があって。
知ってますか? 

※海老蔵さんとは、ECOFF初のトカラ列島でのプログラムのさい、
 たまたま移住希望者ということで島で出会った方。
 本名が市川なのでこのように呼ばれていた。 

宮坂
なに、小説?(笑)

秋山
違います(笑)。
なんかその…。

宮坂
「うわ〜っ!」て思う気持ちのこと?

秋山
そうですそうです。
感動したことをありのままに感動する心。

それを表に出すとか。

宮坂
おれもね、その「Sense of Wonder」が欲しいんだよね。
感動しなくて困ってる。

秋山
田舎に行ったら必然的に「Sence of Wonder」になると思います。

宮坂
おれ、しょっちゅう田舎に行ってるんだけど(笑)。

秋山
たしかに(笑)。

宮坂
ちょっと話がずれるけど、仕事で海外に行く機会があったから、
沢木耕太郎の「深夜特急」を読んだんだよね。
トルコまで行くと「5巻」なんだよ。全6巻なんだけど。

そうすると、 沢木耕太郎も気づくんだよね。
感動しなくなったって。

それは旅を人生に例えるとすると「壮年期」に入ってるのかもしれない。
だから、失っていくんだって、感動を。

おれは失ってしまったのか…。
※うろ覚えでしゃべっています。細かい間違いはお許しください。 

秋山
早くないですか(笑)。

宮坂
まあいいや、おれの話は。
田舎に行ったら「Sence of Wonder」の気持ちをもって暮らしたいですねってことで。

(おわり)

みなさま、いかがだったでしょうか?
今回は質問攻めにしてみたところ、意外な回答もあったのではないかと思います。

次週は秋山さんから、
これから田舎暮らしをしようとしている方へのメッセージをお届けします。

本文中で紹介されていた「四万十楽舎」について知りたい方は、以下からどうぞ。
http://www.gakusya.info

秋山さんのブログはコチラです!
http://koz0810.blog.fc2.com