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知らなかったじゃ済まされない?台湾旅行3大注意事項!

台湾人は犬好き

こんにちは! 台湾で自然農法ボランティアツアーを実施している村おこしNPO法人ECOFFです。

先日、始めて台湾でボランティアツアーを実施しましたが、最初に参加者に伝えておけばよかったな〜ということがいくつかありました。

そこで今回は、台湾旅行で絶対に注意してほしいことについてお話しします。もちろん、その他にも日本と異なる習慣がたくさんあります。

しかし! まずはこれだけは抑えておけば大丈夫! という3つの注意事項をご紹介しますので、これから台湾に旅行される方は注意深く確認して下さい。

1,MRT(地下鉄)のなかでは飲食禁止!

台湾のMRTのホームと車内は飲食禁止!

台湾を旅行するときに誰でもお世話になるのが、MRT(地下鉄)ですね(※MRTは地上を走行するものもあるのですが、地下鉄といった方がイメージがわくと思います)

台湾には大きく分けて「台鉄」と「高鉄」、そして「MRT」の3種類の電車が走っています。台鉄とは、ご想像の通り「台湾鉄道」のことで、国鉄です。高鉄って何? と思うかもしれませんが、こちらは「新幹線」にあたるものです。

そして、おそらく台湾旅行で一番乗ることになるであろう電車が、MRTです。MRTは民間が経営しているので「私鉄」と言ったところでしょうか。東京でいえば「東京メトロ」とか「営団地下鉄」にあたります。

この3種類のうちMRTでは、車内はもちろん駅のホームでも飲食が厳しく禁じられているので注意しましょう。具体的には、改札の前に黄色い線がありますので、そこを越えたら飲食禁止です。

台湾のMRTのホームと車内は飲食禁止!

台湾のMRTは日本の電車よりはるかに清潔だと感じています。それは、このような厳しい注意事項が徹底されているからでしょう。

先日も、日本から台湾に旅行にきた友人がうっかりお茶を飲んでしまい、駅の係員に注意されていました。分からないとお互いに不愉快な思いをしますから、これは忘れないように覚えておきましょうね。

ちなみに、その他の場所でも公共の場所では飲食は控えた方が良いですが、日本と比べると食べ歩きする文化が定着しているので、さほど気にする必要はないかと思います。

2,トイレに紙を流さないで!

台湾のトイレには紙は流してはダメ!

これは台湾旅行以外でも同じことですが、トイレに紙を流すと詰まってしまうことがあります。ふつうは個室のトイレにはゴミ箱があるので、そこに使用済みの紙を捨てるよう注意してください。

ちなみに台湾の場合、トイレにはトイレットペーパーがあるのが一般的ですが、念のため常備しておいた方が良いです。

個室に入った後に「やばい、紙がない!」と思っても慌てないで。しっかりした施設ならトイレの入り口に大きなトイレットペーパーがあります。もしそこにも無かったら…いや、もうこの話はやめましょう。

ちなみにトイレを利用するのに料金がかかることはほとんどありませんのでご安心を。

  • 編注:台湾の保健所が、衛生のためにトイレットペーパーはトイレに流すように奨励し始めました。現在使われているトイレットペーパーは水に溶けるもののため、トイレに流しても問題はないそうです。しかし、トイレットペーパーは個室に備え付けられたゴミ箱に入れるという習慣はなかなか変わりそうにないです。また、古いトイレは確かに水圧が弱いので、個室にゴミ箱があったらゴミ箱に捨てる方が無難な時もあると思います(2017年1月26日追記)

3, 台湾人の「は?」はメンチ切ってるわけじゃないよ!

台湾人の「は?」はメンチ切ってるわけじゃない

私が台湾で暮らしはじめてなかなか慣れなかったのが、台湾人の「は?」です。これは、決して怒っていたりメンチ切ってたりするわけではなくて、相手の言葉が聞き取れなかったただけなんです。

日本語だと「え?」に当たる言葉が「は?」なんですね。日本で「は?」なんて言うと大変失礼ですが、台湾ではそういうわけではありません。

しかも、中国語は抑揚が強いので「はっ?」と勢いよく発音しているように聞こえます。最初は慣れないかと思いますが、台湾の人に「は?」と言われたらもう一度はっきりと話しかけましょう。

注意事項を守って良い旅を!

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以上、台湾を旅行するときに注意して欲しいポイントを3つに絞ってご紹介しました。

その他、小さなことですと「エレベーターでは右側に立つ」「ドリンク屋さんでお茶を買うときは、何も言わないと砂糖を入れられる」など細かい注意事項がありますが、それはまた別の機会で。それでは皆さん、良い旅を!

 

  • 編注:以前は「狂犬病があるから注意」という項目がありましたが、野生のタヌキ以外からは狂犬病は見つかっていない模様です。不必要に恐怖心をあおるのは良くないと思われましたので、狂犬病の項目は削除いたしました(2017年1月26日追記)