東日本大震災をきっかけに、生産者と消費者の架け橋になるべく創刊された、食べ物つき情報誌「食べる通信」。グッドデザイン賞を受賞し、今では全国34地域に広がっただけではなく、台湾でも活動が展開されています。

この度、「食べる通信」を生み出した「NPO法人東北開墾」と「村おこしNPO法人ECOFF」がコラボレーションすることとなりました。

東北開墾も、ECOFFも思いは同じ。できるだけ多くの地域に、できるだけ多くの交流人口をもたらすことです。

そのために、東北開墾は地方の食べ物とストーリーを都会に届ける方法を選びました。一方、ECOFFは都会の人を地方に送り、食べ物とストーリーを知ってもらう方法を選びました。

そう、実は東北開墾とECOFFは思いは同じですが、方法は真逆だったんです。ということは…、この2つのNPOが力を合わせれば、きっと加速度的に社会問題を解決できるのでは!? そうは思いませんか?

台湾の離島で出会った「食べる通信」と「村おこしボランティア」

東北開墾の代表理事であり一般社団法人日本食べる通信リーグの代表理事も務める髙橋博之さんと、ECOFF代表の私宮坂が出会ったのは、なんと台湾の離島でした。

私は地域おこしに関わり始めた頃から、都会より地方の方が出会いがあると力説してきましたが、まさにそれが起こったというわけです。

この出会いからECOFFと食べる通信の緩やかな繋がりが生まれ、東北開墾理事の阿部正幸さんに誘われるがまま東北へ視察に行ったのが2018年3月末のこと。

震災後、被災地に足を踏み入れたのは初めてのことだったのですが、目覚ましい復興と、その影に隠された「被災地の過疎化」という厳しい現実を目の当たりにし、複雑な気分になりました。

これからは、「村おこし」よりも「村おさめ」なのか?

もしかしたら、これからは「村おこし」よりも、地域を減らすための「村おさめ」が必要な時代なのかもしれない。そんな実感さえ湧きました。

ですが同時に、そこに暮らす人々がいて、伝統と文化があって、美味しいものがあるのならば、交流人口を増やしていくことは絶対に意味のあることだとも確信しました。

かつて、福井県の北谷に行った際には、人口が1人しかいない集落と、そこに伝わっているお祭りの話を聞いたことがあります。

そこまで人口が減ってしまっていれば、もはやその先には「村おさめ」しかありません。しかし現地の人はそのことを割り切って、村はなくなる、だけどお祭りだけは続いていけば、人々の記憶に残ればいいのではないかと語っていました。

地域活性化は単純なものではありません、ですが、そこに暮らしていない人にんもできることがあるのではないでしょうか。

現地に行って、大切な人と場所を作って、その良さを伝え続けること

その一つは、村おこしボランティアで実践している「現地に行って、大切な人と場所を作って、その良さを伝え続けること」です。

そこでこの夏から、東北開墾とECOFFのコラボによるプロジェクトを開催していきます。

第一弾は、東日本大震災による津波で甚大な被害を被った岩手県の綾里(りょうり)での活動です。

綾里半島は、ホタテ、ワカメなどを養殖している三陸海岸の半島。漁師やダイバーと一緒に、海と生きる生活を体験できます!

食堂の建設、海中や河川の清掃、漁船体験などの漁業ボランティアのほか、漁師や生産現場の取材なども予定しています!

日程は下記の通り

A:8月18日〜27日
B:9月1日〜10日
C:9月8日〜9月17日

ピンと来た方はぜひ、詳細をご覧ください。

村おこしボランティア【綾里漁場コース】

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