村おこしボランティア三陸漁場コース

三陸漁場コース
村おこしボランティアは、地域と密着した活動を体験できるのが特徴の「旅のようなボランティア」です。
三陸は、ホタテ、ワカメなどを養殖している三陸海岸の半島です。
漁師やダイバーと一緒に、海と生きる生活を体験しましょう。
地域:岩手県
定員:各日程5名
対象年齢:15歳〜69歳
参加費:39,000〜64,000円
- LGBTフレンドリー
- ハンディキャップ フレンドリー
※本コースは、LGBTに理解を示しています。部屋は身体的性に合わせた男女別の相部屋となります。
※本コースは、難聴などの身体障がいや精神障がいを抱えている方でも、事前にご相談いただければ参加できる場合がございます。


村おこしNPO法人ECOFF x NPO法人東北開墾
コラボ企画
三陸漁場について
岩手県大船渡市、入江と山がギザギザといり組んでいる「リアス式海岸」にある小さな漁村。それが三陸漁場です。
東日本大震災では、なんと津波が30m近くかけあがり、大きな被害を受けました。しかし、全国からのご支援をうけて、着実に復興が進んでいます。
この地域の自慢は、海の幸。リアス式海岸の入江にめぐまれて、日本でもトップクラスのホタテ、ウニ、ワカメが育ちます。他にも海の中にはマグロ、ブリなどたくさんの魚が。魚好きにはたまらない場所です。ここで世話人は漁業振興や、海の藻場再生事業にとりくんでいます。漁業とダイビング、両方を学べるコースです。
もっと知りたい方は…
世話人である佐藤さんが取り組んでいる海洋清掃、藻場再生事業。
世話人である阿部さんが編集長をつとめる「食べ物付き情報誌」。
大船渡での水産物の販売、情報発信事業。


三陸漁場コースの魅力

世話人となる佐藤寛志さん(通称、クマさん)は、プロのダイビングインストラクター。東日本大震災以降、漁場復興のため毎日のように海中作業をしてきました。本コースでは、クマさんのもとで「PADIオープンウォーターライセンス」を取得します。
これは、ダイビングで最も基礎的なライセンスです。
その上でクマさんが代表をつとめる「三陸ボランティアダイバーズ」の活動に参加するのが10日間の目標です。
三陸の海では、海の中の海藻が死滅する「磯焼け」が悪化しています。
豊かな海を取り戻すため、増えすぎたウニの移植や、藻場育成など、クマさんは三陸各地を飛び回っています。
三陸の海中を知りつくした最強のガイド。クマさんの指導の元でダイビングと藻場再生を学びましょう!
豊かな海に生きる生産者たち。
漁業者たちと生活し、一次産業のリアルを学びましょう。
朝2時に出港するホタテ漁、マイナス5度の海上に収穫にいくワカメ漁など、
作業は決して楽ではありませんが、これが自分たちの食を支えているんだと実感することができます。
春日程ではワカメ漁と加工に取り組みます。
三陸の漁業を支える重要な産業に参加しましょう。


東日本大震災から11年。施設の復興はすすみましたが、過疎高齢化はすすみ客足が遠のき賑わいが消えてしまいました。
三陸にもっと多くの人を呼び込みたいのです。
参加者には、三陸の美しい景色や海を発信するお手伝いをお願いします。
藻場再生、イベントのサポート、観光施設の整備など、地域の魅力づくりに取り組みましょう!
地域活性化に興味がある方の参加をお待ちしています!
三陸漁場コースでは海中での活動が不可欠です。そこで、村おこしボランティア【三陸漁場コース】では、10日間の活動期間のうち4〜6日を使ってPADIオープンウォーターライセンスの取得講習を行います。このライセンスはスキューバダイビングを行う上でもっとも基本的なライセンスで。
インストラクターは、これまでに10,000本以上潜っているベテランダイバーであり、本コース世話人でもあるクマさん(本名:佐藤寛志/ダイビングショップみちのくダイビング Rias/PADIインストラクター)が務めます。
既にライセンス(Cカード)保有の方は、参加費が減額となります。(詳細は参加費の部分をご覧ください。)ドライスーツでの潜水など、スキルを改めて確認しながら他の方のライセンス取得をサポートしていただければと思います。


東日本大震災直後、岩手県出身のダイビングインストラクター佐藤寛志はタイのクルーズから急遽帰国、惨状を確認すると同時に被災者支援活動を開始。彼の活動に賛同した全国のダイバー達とともに、被災地復興に日々とりくんできました。
震災直後の海は、家、船、車とあらゆるモノが沈んでおり、重油流出など汚染も深刻で、ここを漁場として再生するには何年かかるのか…と漁師たちも途方にくれていました。
私達は、ダイバーとしてのプロフェッショナルを活かし、海中に沈んだガレキの探索や引き上げのサポートで、できるだけ早く漁が再開できるよう、サポートをおこなってきました。
こうした復興活動には全国からのべ6,000人のボランティアが参加。私達は漁師や漁協とボランティアのつなぎ役として、浜での活動を今日も行っています。
三陸漁場コースでの主な活動内容









オリジナルの見出し
三陸漁場コース世話人からのメッセージ

阿部正幸(東北食べる通信・編集長)
今回、佐藤さんとともに世話人役をつとめます。阿部正幸です。
震災後、東北食べる通信という事業を立ち上げ、多くの生産者を取材してきました。
私達のミッションは、食べ物のウラガワの魅力を伝えること。
毎日食べる食べ物、誰がつくっているか、どんなふうにつくっているか、みなさんは知っていますか?
スーパーに行けば安くて美味しい食材がならんでいる日本。
ですが、裏側では生産者は激減し、65歳以上が65%と高齢化が深刻です。
まずは皆さんの目と体で、生産現場のリアルを体験してもらいたいと思っています!

佐藤寛志さん:通称くまさん(NPO法人三陸ボランティアダイバーズ 代表理事)
はじめまして、三陸ボランティアダイバーズの代表、佐藤寛志、通称クマです。岩手県花巻市出身。震災前から、三陸の海のあちこちに潜り、海の神秘と豊かさに魅せられてきました。
綾里地区は、新幹線が通っている岩手県内陸部からも遠く離れ、山に囲まれ陸の孤島のような場所です。都会から来ると、まるで異国に来たような文化の違いがあります。
津波、船の事故など、命を危険にさらして生活している漁師たち。ここではだれもが海とつながり、命をたがいに預けあって生きています。
これまでの参加者は、最初の3日間はホントに言葉が通じないけど、10日間が終わる頃には、ここの言葉が、忘れられない言語になる、といいます。それだけ、方言もキャラクターも強いんです(笑)
みなさんも「浜の人」になるくらい、ここの魅力に取り憑かれるはずですよ!
そんな三陸の世界へ、僕がご案内します。一生モノの出会いが、ここにはあります。
三陸漁場コースインターン生からのメッセージ
島インターン生の氏名
2人めの島インターン生の氏名
ECOFF三陸漁場コース担当からのメッセージ

三陸漁場コース参加者の声
プログラムの満足度
世話人への満足度
もう一度、行きたいと思った人
累計参加者数
大学2年生・初参加
自分にとっては過去のことになっていた13年前の震災の影響が、綾里や周辺地域では防波堤や海底、新しい家や人々のお話などから様々な形で感じられ、自然の恐ろしさとそこで生きている人々の凄さを感じた。加えて海水温の上昇によって影響を受ける漁業や海の様子を実際に見て、温暖化や自分の生活について考えさせられた。
ボランティア活動では、今まで魚を見るだけだったダイビングが、少しでも何か人の役に立てることに変わりとても楽しかった。
一緒に参加した4人と関わってくださった皆様のおかげで、幸せな9日間を過ごすことができた。
M.T.さん(2019春日程)
プログラム内容については正直どうなのだろう…と思うことが多かったが、現地で会った人々や一緒にボランティアに行ったメンバーとは交流を深めることができ、そこは非常に大きな収穫になったと思う。上記の質問内容にもあったが、私はまた綾里に行きたいと思うし、その理由は綾里の地域の人々に会いたいからだ。それくらい綾里の地域の人は温かく、魅力的な人が多かった。
ボランティアのよさ、難しさ、課題等色々な面で考えることが多く、いい経験になったと思う。
匿名希望(2019春日程)
今回のボランティアでは、私の体調不良により、皆さんに迷惑をかけ、スケジュールも崩してしまい、申し訳ありませんでした。
初日から体調が良かった日までのことを振り返ると、少しだけ改善した方が良いなと思うことがありました。ブッキングの重なりです。着いたときに、東洋大学のみなさんがいました。私たちだけだと思って、少し戸惑いましたが、受け入れました。ですが、出張や来客、NHKの取材などで予定を抱え込みすぎていて、説明不足や何をしたら良いのかわからなかったです。自分たちから尋ねれば良かったという反省点もありますが、忙しそうな姿を見て、中々声をかけにくいですし、聞いた時も曖昧な返答しか返ってきませんでした。せめて、ハウスの使い方等は最初に教わりたかったです。何がいけないのかを知らないため、戸惑いました。ですが、世話人のひとが頻繁にコミュニケーションを取ってくれたり、楽しませようとしてくれていて、結果的には楽しかったです。
伊東悠太さん(2019夏日程)
参加できたことが本当に大きかったです。世話人の方、地域の方、参加できたことで知れたこと、体験できたこと、学べたこと、繋がれた人。本当に大きな大きな機会でした。
詳細情報
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※現在表示している情報は、前回募集時のものです。次回募集時には内容が変更される場合がございますので、ご注意ください。
場所 岩手県大船渡市
- A日程(ダイビング+漁業):2025年3月14日(金)〜2025年3月23日(日)【9泊10日】 キャンセル待ち受付中 この日程で申し込む
- A日程(漁業):2025年3月14日(金)〜2025年3月23日(日)【9泊10日】 募集中 この日程で申し込む
- B日程(ダイビング+漁業):2025年3月21日(金)〜2025年3月30日(日)【9泊10日】 キャンセル待ち受付中 この日程で申し込む
- B日程(漁業):2025年3月21日(金)〜2025年3月30日(日)【9泊10日】 募集中 この日程で申し込む
※活動内容を選べます:ダイビング+漁業 or 漁業のみ
※実際の応募状況は表示されているものと異なる場合があります。
募集人数 各日程5名(最少催行人数1名)
ダイビング+漁業:2名
漁業のみ:3名
参加費
活動内容によって参加費が異なります。
ダイビング+漁業:64,000円(ライセンス取得者:51,000円)〜
漁業のみ:39,000円〜
参加費に含まれるもの:食費・各種経費・保険料・寄付・PADIオープンウォーターライセンス講習費
参加費以外に必要なもの:現地(集合場所の三陸鉄道「綾里(りょうり)」駅)までの往復の交通費・個人的な費用
※天候不良が続いたり、必要なスキルを日程内に習得できなかった場合には、ライセンス認定を期間中に行う場合ができない場合があります。
※PADIオープンウォーターライセンスのため、事前に健康状態のチェックを行います。必要に応じ、健康診断を行っていただきます。
※すでにライセンスを持っている方で、他の参加者が講習する際にダイビングをする場合の参加費は、51,000円(初参加の場合)/ 48,000円(リピート参加の場合)となります[リフレッシャー講習・装備レンタル料を含む]。
※集合場所までの交通費は参加費にふくまれていません。
※宿泊場所は世話人が無料で提供します。
※より詳しい情報は【参加費について】と【本プログラムの参加費内訳】からご覧いただけます。
参加対象者
- 海が大好き!という方
- ダイビングに興味がある!という方
- 漁村の生活を体験してみたい!という方
- 漁業ボランティア
- PADIオープンウォーターライセンス取得講習
- 藻場再生作業・漁業ボランティア
- 漁師との交流
- 漁場シュノーケリング
- 海中・河川の清掃
- 乗船体験
- 漁師、生産現場の取材
- ※天候不良が続いたり、必要なスキルを日程内に習得できなかった場合には、ライセンス認定を期間中に行う場合ができない場合があります。
※ここに記載されているものは一例です。活動内容は天候や状況により変化しますので、これらの体験ができることを保証するものではありません。
- 農山漁村での生活体験
- 第二のふるさと
- 志を共にする仲間
- PADIオープンウォーターライセンス(Cカード)
- 藻場再生の経験
- ※天候不良が続いたり、必要なスキルを日程内に習得できなかった場合には、ライセンス認定を期間中に行う場合ができない場合があります。
※ここに記載されているものを得られるかどうかは、参加者次第です。
綾里(りょうり)駅で現地世話人と合流
※合流時間については、お申し込み完了後に招待するLINEグループで世話人にご相談ください。
PADIオープンウォーターライセンス講習(4日〜6日)
漁業作業(ホタテの間引き作業、ワカメの種付け作業、ホタテの発送作業)
漁師への取材(webやSNSで発信する記事のための取材をおこないます)
海岸や河川の清掃作業
休憩時間には、釣りやシュノーケリングなどで、海を満喫しましょう!
綾里(りょうり)駅で解散
※解散時間については、お申し込み完了後に招待するLINEグループで世話人にご相談ください。
※上記のスケジュールは、現地の天候や作業の進行状況などに応じて変化いたしますので、あくまでも参考程度にお考えください。せっかくの村おこしボランティアですから、細かいスケジュールは気にせず田舎の時間を堪能しましょう。
新幹線利用で東京から来る場合
- 東北新幹線やまびこ 東京→新花巻 JR釜石線に乗り換えて釜石駅へ 釜石で三陸鉄道に乗り換え綾里駅へ
高速バス+鉄道で東京から来る場合
- 高速バスで花巻駅へ (岩手県交通などが運行中) JR釜石線に乗り換えて釜石駅へ 釜石で三陸鉄道に乗り換え綾里駅へ
- 日程により、東京-大船渡の直通高速バス(けせんライナー)を利用することもできます。
仙台から来る場合
- 高速バスが仙台・大船渡市間を運行しています。ダイヤや運行本数が流動的なので、開催前に都度お知らせします。
※前泊も可能です。
※ここに表示しているものは参考例です。その他にも方法はございますので、ご都合の良い方法でお越しください。
※時刻や運賃は最新のものでない場合がございます。実際のアクセス方法や時刻、運賃等は必ずご自身でご確認ください。
三陸漁場コースで必要な特別な持ち物は次の通りです。
- 軍手
- 長靴
- 作業着
- 水着
※持ち物についてご質問がある場合は、お申し込み後に招待されるLINEグループにて、世話人に直接お問合せください。
悪天候の場合、交通機関の出発が遅れたり欠航・運休になることがあります。
そのため、滞在後のスケジュールには十分余裕をもってください。ECOFFは参加者が予定通りに帰宅できなかった場合に被った不利益については一切関与できません。ご理解をよろしくお願いいたします。
詳細については、資料:ECOFFのプログラムに関する悪天候や災害時の対応についてをご覧ください。
保険:村おこしNPO法人ECOFFが一括し損保ジャパンの国内旅行保険に加入いたします。
また、三陸漁場コース世話人はECOFFが定めるガイドラインに従って安全管理を行います。
資料:ECOFFのプログラムに関する悪天候や災害時の対応についても合わせてご確認ください。
ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症について対策および方針を定めています。
重要な事項が記載されておりますので、お申し込み前に必ずご確認ください。
資料:ECOFFのプログラムに関する感染症についての対策および方針
三陸漁場における新型コロナ対策に関する特記事項- 出発の14日前(13日以内までの申し込みだった場合は、申し込みが完了した翌日)から出発の当日まで、毎朝の体温と健康状態の確認をし、ECOFFが提供する専用のフォームへのご報告をお願いいたします。
- 出発前に検査(抗原定性検査、抗原定量検査、PCR検査等)を出発前に受け、出発の1日前までにECOFFが提供する専用のフォームで結果を報告し、感染症に感染していないことへのご証明をお願いいたします。
- 本ページ内の「参加する」ボタンまたは「このボランティアに参加する」ボタンを選択し、ビデオ形式のオリエンテーションをご覧ください。パソコンやスマホでお好きな時間に受けられます。
- オリエンテーションを終えると、応募フォームに移動しますので、必要事項を入力してお申し込みください。
- 参加可能かどうか、担当者が確認した後、原則1営業日以内にメールでお知らせいたします。
- 参加可能な場合は、お知らせを受信した日から起算して5日以内に参加費を銀行振り込みでお支払いください。
- 参加費のお支払いを確認しましたら、お申し込み完了です。
【世話人 阿部正幸 自宅兼ゲストハウス:通称 明神ハウス】民家
- 基本情報:
- 男女別の相部屋
- 管理人あり
- 設備:
- 寝具一式
- 暖房
- 扇風機
- 浴室
- ドライヤー
- シャンプー・リンス・ボディソープ
- ハンガー
- 洗濯機
- インターネット環境:
- ドコモ
- au
- ソフトバンク
- 楽天モバイル
- WiFi
- 食事:
- 自炊
- 共有キッチンあり
- 食材は参加者と買い出し
- 徒歩圏内の施設:
- 自動販売機
- 個人商店
- 海
※最新情報については、お申し込み後に招待されるLINEグループにて、世話人に直接お問合せください。
※表示している宿泊施設が利用できない場合は、可能なかぎり同等の施設をご提供します。
※宿泊場所は世話人が無料で提供します。
宿泊場所
※現在表示している情報は、前回募集時のものです。次回募集時には宿泊場所や設備内容が変更される場合がございますので、ご注意ください。
※最新情報については、お申し込み後に招待されるLINEグループにて、世話人に直接お問合せください。
※表示している宿泊施設が利用できない場合は、可能なかぎり同等の施設をご提供します。
※宿泊場所は世話人が無料で提供します。