今日は島での生活実質最終日でした。
夕ご飯の後、世話人の岡田さん、埜口さん主催で島民の方々との送別会を開いて下さいました。この9日間、人生初の体験と沢山の人との出会いがあり、とても濃い毎日を送りました。
島での生活はカルチャーショックの連続で、受ける情報全てが新鮮でした。
・農業について
まず、畑で栽培されている作物を見た時、普段食べているのものが生えている状態を自分は全然知らないんだなと思いました。
さらに実際にやってみると、「農業は大変だ」という言葉では軽く感じるくらい体力、根気ともに必要だと実感しました。
特に感じたのがバナナの植え付けです。バナナの繁殖、生育についてゼロから説明して頂いてとても面白いなと思いました。知識を得た上で、スコップで土を掘るのがいかに大変かを痛感しました。
らっきょうの出荷でも、ただ収穫したらそのまま売れるのではなく、土を飛ばし、葉をとって切り揃え、重さを測って袋に詰めるという工程を自分の手で踏むことで、普段の生活がどれだけ手とり足とり支えられているか考えました。
・人との出会い
こんなに多くの方々と交流を持てるとは思ってもいませんでした。
島の人達は本当に皆さんあたたかくて、表面的なつながりではなくそれぞれを尊重しながら協力し合っているように感じました。
島での子育てについても少し聞かせていただきました。現代では核家族化が進み、個人、各世帯で子育てをするという流れになっていますが、島の子育ては島全体が子供達を見守っているという姿勢だそうです。宴会の席でも、島の人の子供達への愛が強く伝わってきて、自分の子、他人の子というよりも「島の子」という雰囲気を感じました。
よその家の子供だから叱らない、知らないふりをするのではなく、誰の子供かに関わらず愛情を注ぐという姿勢がとても羨ましいです。
島で出会った人達は逞しさ、自由さ、優しさ、共同性を具現化したような存在だと感じ、強い憧れを持ちました。
何よりも、世話人の埜口さん、岡田さんには毎日本当にお世話になりました。
お二人ともお忙しい中、様々なことを経験させてくださりありがとうございました。
毎日違うことをさせて頂いて、本当に盛りだくさんな毎日を過ごしました。
島らっきょうの収穫・出荷作業、バナナの植え付け、タンカンの収穫、さつまいもの加工、タンカンコショウ作り、ひいてはコーヒーの焙煎までさせて頂いて、この島に来ないとできませんでした。
島の方からお裾分けを頂いたり、お話を聞かせて頂いたり、地域のバレーボールに参加させて頂いたり、埜口さん、岡田さんに対する島の人達からの信頼がなければ絶対に経験できなかったことだと思います。
島の人達の反応からも、お二人が島で積み上げてみたものを垣間見た気がします。
9日間という短い期間で自分が見たのはほんの一部分ですが、何かに真摯に向き合い、行動している大人は本当にかっこいいし、それを見てちゃんと応えてくれる世界があるということが分かりました。
今回のプログラムで自分の世界や視野が大きく広がりました。ここで得た経験、考えの変化を今後に活かし、さらに掘り下げていこうと思います。
本当にありがとうございました。
筆者:ありちゃん


