門倉岬の方で、第23回鉄砲伝来記念式典が行われました。種子島といえば、、、“ 鉄砲 ”ですよね!!!鉄砲伝来は日本の歴史を大きく変える出来事です。1543年、種子島の最南端、門倉岬にある前之浜海岸に漂着したポルトガル人によって鉄砲が日本に伝えられました。種子島では、鉄砲がただ伝わっただけではありません。種子島の土壌は火山噴出物を含むため養分だけでなく鉄も多く含みます。砂鉄が取れ、刀鍛冶を盛んでした。そのため、鉄砲を種子島で生産することができました。その際、鉄砲で使うネジの仕組みに苦労し、「若狭姫」をポルトガル人に嫁がせることで技術を教えてもらったそうです。鹿児島種子島間をつなぐプリンセスわかさの名前の秘密がわかりました。
今日の式典では、中央認定こども園の生徒さんがこども鉄砲隊としてお手製の銃の発射を披露しました。とても可愛らしかったです。また、南部鉄砲隊の皆さんが、本物の火縄銃を「放て」の合図とともに空砲を轟かせていました。初めて火縄銃の音を聞いたのですが、音の大きさに驚きました。
種子島の文化や歴史を学んでいくうちに、種子島はまさに玄関口だと思いました。黒潮に乗って栄えた貝の道、鉄砲伝来、インギー鶏など、昔から文化や人々が交わる交流の地です。そして、ロケット産業は、宇宙や未来を繋いでいます。そんな交流の地での活動も折り返しを迎えました。今回の日程は様々なことが重なり、参加者各自も多くのことを考えさせられました。どんなことがあっても、「種子島に来てよかった」「来てもらえてよかった」と双方が思えるように目的は見失わず、前向きに進んでいきたいです。この地での交流を噛み締めながら、また明日も頑張ります!!!