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命について考えた日

今日は石鎚山コース4日目でした。初日からずっと快晴続きで、天気に恵まれています!

今日はこどもの日で、近くには大きな鯉のぼりが泳いでおり、日本の四季を感じられました。

午前中はメンマ作りを行いました。2回目ということもあって、コツを掴み前回よりもスムーズに揺らして竹を折ることができました!しかし斜面での作業は大変で、トラックまで竹を運ぶ作業が特に労力がかかって苦労しました…。急斜面に生えている放置竹林問題の話を聞きました。機械では竹を採ることが出来ず、人力でしなければいけないので中々解決が難しいそうです。話を聞く前と後では竹林の見方が変わりました。地域の現状を直接見て知ったり、色んな体験をすることで自分の物事の考え方や視野が変わっているな、とここに来て強く感じています。

その後メンマをカット・茹で・並べて干す作業を行って、お昼はこの場所で唯一の食堂であるさくら食堂でご飯を食べました。私は日替わり定食を食べたのですが、ボリュームがあってとても美味しかったです!また、ふれあいの里で石鎚クロモジのフローラルウォーターも購入しました!帰って使うのがとても楽しみです!

午後はお昼寝をして、川で遊んだ後に夜ご飯に使う用のオスの鶏を捌きました。世話人の田村さんが運営しているふれあいの里では、今でもお客さん向けに鶏を殺して捌くことを行っているそうです。食育の面も勿論ありますが、昔から鶏を殺して捌いて食べるという当たり前にやってきたことを、現代でも当たり前のようにやって、それをどのように受けとめるか、という経験をしてほしいと話していました。また、シンプルにオスの鶏はうるさい、という理由もあるそうです笑。首を切って毛を抜いた後、部位ごとにカットしていきました。面白かったのは砂肝の部分で、鶏は餌を丸呑みし、砂肝を使って石をすり潰しているそうです。砂肝を切ったら大量の石が出てきて驚きました。また、余った骨や内蔵は自然に帰しました。田村さん曰く、食べきる分だけ食べて、残りは自然に帰すのもひとつの大切な考え方ということを学びました。

夜ご飯は田村さんと上田さんと6人で親子丼を作りました。捌いた鶏、釜で炊いたご飯、近くで採ってきたミツバの相性は最高でした!余り物を全て使ったので最後の夜ご飯に相応しいパーティー料理になりました!ご飯を食べた後は生と死・生きることについて深く話をしました。普段話す話題ではなく、また鶏を通じた経験を通じて、自分の人生を考えて、大切な人を改めて想う時間になりました。明日が最終日となってしまったので、残りの貴重な時間を大切にしていきたいです。