今日はバナナの植え付け作業をしました。バナナの木は3本くらいまとまって生えています。これらは地下で繋がっている一つのバナナだそうです。地下に埋まっている芋(根)の部分を別の場所に植えることで、新しくバナナが生えてきます。受粉をしないため、繁殖はとても簡単だそうです。つまり全部がクローンなんですね。皆遺伝子がおなじだから、病気が流行るとそれに耐えられるものがいなくて全滅してしまいます。過去にも病気により絶滅した種があり、現在種の再生が試みられているそうです。中之島に来てからバナナについてとても詳しくなりました。葉が40枚出ると実をつけること、実がなった後はバナナ生が終了すること、葉が横に切れやすく、風による倒木を自然に防げること、でも葉が裂けすぎると今度は光合成が上手くできなくなって実が大きくなりにくいこと、全て繋がると進化って本当に面白いなと思います。
実際に作業をしてみると、一言「株を別の株に植え替えるだけ」といっても本当に重労働だとわかりました。木を一本掘り起こすのにも地下茎を傷つけないよう気を使うし、バナナの木を一本運ぶのにもかなり力を使います。しかも、バナナの木は重心が偏っていてとても運びにくかったです。だからこそ、文字通り汗水垂らして働いているという感覚が得られて満足でした。
バナナ植え付けの合間に、小中学校でらっきょうの収穫を子供達と行いました。島らっきょうが好きな子が沢山いて、色んなレシピを教えてくれました。自分の小中学生を振り返ると、食べ物にそこまでの愛はなかったような気がします。地元の食べ物があって、それを好きと素直に言えるのが素敵です。
農作業が終わった後、旧港に夕陽を見に行きました。かつてフェリーが止まった港で、とにかく広い場所です。距離感がバグって、怖いような面白いような不思議な気分でした。生憎水平線に沈む夕陽は見られませんでしたが、いい場所でした。
明日は中之島に来て初の雨予報です。これで晴れたら私は天気の子ですね。
筆者:ありちゃん


