東日本大震災から15年
甚大な被害を受けた岩手県大船渡市・陸前高田市でその日を向かえました
空はどこまでも青く、穏やかな波の音が心を落ち着かせます
その静かな海を前に、私たちは黙祷を捧げました
1日の初めは、わかめとめかぶの水揚げ作業の見学。
朝霧のかかる港で、漁師さんたちが作業を黙々と進めています。
収穫されたワカメを熱湯と冷水の入った容器へ順番にくぐらせていきます。
その様子はなんとも神秘的で、活力に満ちていました。
「めかぶ、食べる?」
漁師さんの気遣いで、なんと採れたてをいただけることに!
めかぶを丸ごとかじる。口の中に磯の香りが広がる。コリコリの食感とめかぶ特有の粘り気がたまらなく美味しい。採れたて茹でたてだからこその贅沢なご馳走でした。
その後、スキューバダイビングの場所へ移動する道中で、インストラクターのくまさんがぽつりと言いました。
「今日は、津波のない3.11だね。」
この一言ではっとしました。
震災の前まで、そこには当たり前の日常があありました。
家族がいて、家があって、仕事をしていた
そんな当たり前が突然奪われたということに
陸前高田の海を前に14時26分、黙祷をしました。
私はこれまで、黙祷は「亡くなった人を悼むため」だと思っていました。
でも違いました。
未来で同じ悲しみを繰り返さないために
災害を学び、備えることも大切なんだと気づきました。
過去を学び
今を知り
未来に備える
大船渡・陸前高田市で過ごしたこの一日は、
「生きること」を考える時間になりました。
豆知識めも:
めかぶは、わかめの生殖器。わかめが十分に育った後に、めかぶが成長する。
茹でてみじん切りにしたものを、生姜・めんつゆで和えて白米で食べるとこれがたまらなくうんめえ
4月頃までが旬!
見つけたらぜひ試してみて下さい
筆者:きよ


