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屋久島のボス

今日は区長の畑を手伝いをした。屋久島の生活にも慣れてきて、始まりより終わりの日程の方が近づいてきた。

 

 今日は、たんかんの畑のお手伝いをした。

 屋久島の人手不足を痛感した1日となった。大学生八人でも朝から夕方までかかる作業をこの島では老夫婦が二人で行なっている。今日行ったところではアルバイトを雇う時もあるらしい。この島の第一次産業はもちろん雇用を生み出すだろうがそこに人手が追い付いていない。

 最近の若い人は島を後にする人が多くいるらしい。逆に島を気に入り移民してくる人が多くいる。区長は島民を受け入れる姿勢をとっている。くるもの拒まずこの島の活性に尽力している。人口を増やし、移住者と地元民が助け合える関係性を築けるような街づくりには共感を覚えた。

 屋久島の平内集落は災害時、孤立してしまう可能性がある。他の集落と橋で繋がっているからだ。災害時には本州からフェリーも結構するだろう。そうした場合この集落は自給自足が余儀なくされる。助け合いが必要になり、そのための生き抜く力を身につける必要がある。区長はとても災害をとても懸念しているとお話しされていた。

 明日はみんなでの活動は最後になる。長いようで短かった屋久島での時間ももう終わる。この景色、この生活にもお別れをするのももう長くない。明日は悔いがないよう活動に臨みたい。そしてより一層周りに感謝する1日になるとも思う。