📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

村おこしボランティア
別府自然放牧コース

このコースの活動は完了しました
村おこしボランティア

別府自然放牧コース

村おこしボランティアは、地域と密着した活動を体験できるのが特徴の「旅のようなボランティア」です。

別府自然放牧コースは、自然放牧を通じて、別府ならではの自然の楽しさや厳しさを肌で感じながら、地域における家畜の役割や食肉の価値などへの理解を深めることができるプログラムです。

    •  地域:
    •  定員:3名
    •  対象年齢:どなたでもご参加いただけます
    • 参加費:59,000円
    • LGBTフレンドリー
    • ハンディキャップ フレンドリー
    • ※本コースは、LGBTに理解を示しています。部屋は身体的性に合わせた男女別の相部屋となります。

      ※本コースは、難聴などの身体障がいや精神障がいを抱えている方でも、安心してご参加いただけます。

自然豊かな別府の山で自然放牧

一般的に肉牛は生涯牛舎で育てられますが、別府自然放牧コースでは、牛にとってストレスの少ない自然放牧で育てています。

そのような環境で育てると、健康的な牛のお肉になります。

また、妊娠しづらくなったなどの理由で、手放された母牛も育てています。

そのような母牛は、自然放牧を行うことで、再び子牛を産むこともできるようにもなります。

そして、誰も使わなくなった土地を借りて、できるだけ機械を使わずに、人と牛が力をあわせて牧場をつくっています。

そうすることで、その地がもともと持っている力を最大限に活かすことができます。

もっと詳しく知りたい方は、こちらのウェブサイトもご覧ください。

もっと詳しく知りたい方は…

別府自然放牧コースの魅力

牛と温泉で心と体をリフレッシュ

ストレスや過労で疲弊してしまった心と体。それをリセットし、乱れた生活習慣を整えるコースです。

ここは何もかも整った牧場ではありません。しかし、母牛が子牛を愛でる姿をぼーっと眺めたり、黙々と竹切りをしたりしてみてください。

そして、別府の温泉につかり、一息ついてみてください。

ここだからできるボランティアを体験してもらえればと思います。

ゼロからの自然放牧の牧場づくり

牛飼いの生活は、朝が早く、夜も体を動かした後でよく眠れるため、規則正しい生活が自然と身につきます。

動物と接することは、癒しの効果があります。

また、適度な運動をすることで、終わった後に爽快感を感じることができます。

英語を学べるシェアハウスでの共同生活

このコースでは、別府市内にあるシェアハウスに宿泊しますので、初めて長期ボランティアに参加される方も安心です。

便利な施設が周辺にあるのはもちろんのこと、別府ならではの温泉も楽しめます。

大家さんがイギリス人のため、牧場でのボランティアが終わった後は、英会話にチャレンジすることもできます。

※男女比によっては、男性は近隣の他のゲストハウス泊になりますが、夕食はシェアハウスでいただく予定です。

別府自然放牧コースでの主な活動内容

別府自然放牧コース世話人からのメッセージ

山地竜馬(宝牧舎株式会社代表取締役)

2007年に鹿児島の小離島、口永良部島への移住がきっかけで、農家からもらった1頭の母牛から、私の牛飼いの人生が始まりました。

畜産という産業は自然環境に大きな負荷を与えているし、家畜という動物は最終的には食肉になるので、あまり良いイメージではないと思います。

「牛を飼うことや肉を食べることは悪」とまで言われています。そんな畜産や家畜の現場、牛や肉の現実を自然放牧を通じて、よりリアルに感じてもらいたいです。

別府自然放牧コース参加者の声

プログラムの満足度

4.4
4.4/5

世話人への満足度

4.3
4.3/5

もう一度、行きたいと思った人

0 %

累計参加者数

0
※2022年3月〜2023年6月の参加者アンケートより

匿名希望(2022年夏日程)

今回のプログラムは想像以上に過酷だった。1日目に現場の大変さを知り、これから4日間自分にできるだろうかとネガティブな気持ちになることもあった。今までこれほど過酷な活動をしたことがなかったため、自信もなかった。しかし、最後まで自分の力を振り絞りやり遂げられたことはとても大きな達成感・満足感に変わった。参加してよかったと心から思う。今後何か大変なことがあっても、今回の経験を思い出したら全て「なんとかなる・大丈夫」と思えるのではないかと思う。短い期間ではあったが、自分の成長を実感できる日々であったと思う。また、シェアハウスに滞在できたこともとても良かった。初めてシェアハウスで生活したが、人の繋がり・温かさを感じることができた。とても楽しかった。貴重な経験ができ、とてもよかった。

S.N.さん(2022春日程)

「知らない産業を知りたい」という動機で今回のプログラムに参加して、多くのことを学びました。鎌の使い方も分からない都会育ちに対して、悪い顔ひとつせず丁寧に教えて頂いたことに感謝します。朝早く起きて眠い目を擦りながら、夜日が暮れるまで働き続けることは大変でしたが、世話人の方は毎日これを繰り返しています。生き物を相手にする職業に休みはありません。農家がいなければ、屠畜の問題点も、家畜による環境問題も解決に向かうでしょう。しかし、農家がいなければ私たちの命はありません。だから私たちはいただきます・ごちそうさまの気持ちを忘れずに、食べ物を残すことなく、命を分けて貰う心を持たなければなりません。そして、この経験を私だけのものに留めず、多くの人に伝えていかねばなりません。そこでやっとこの経験が活きて来ると思います。

自然放牧について詳しく知りたい人はもちろん、知らないことを知りたい人、生活習慣を直したい人、新たな価値観を持ちたい人などにオススメです。

C.A.さん(2023夏日程)

いつも口にしている肉はどこから来たのか。
牛は何を食べて育ったのか。
自然放牧とは何か。
地域貢献とは何か。
ただ普段通り仕事をしているだけなら上記のようなことを考えることはなかったと思います。そしてこの問いの答えは現地を見て、一緒に活動に参加して初めて分かるものだということに気が付きました。現地に足を運ぶからこそ分かる自然の壮大さ、畜産の過酷さや残酷さ、牛の強さ、命と向き合うこと、日常の裏側を見ることで活動前と活動終了後に見える世界は違ったものになりました。
この後も多くの人にここで学んだことを伝え、発信することで貢献できるよう努めていきたいと思います。