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村おこしボランティア【種子島コース】での活動の様子

夢膨らむ時間

こんにちは!種子島コースインターン生のなごみです。種子島に来て、38日。遂に遂に遂に、念願の熊毛支場の見学に行きました!!!!!!!将来研究職を希望しているため、インターン期間中に必ず訪れたいと思っていました。

 初めて種子島に来た3月、種子島の田植えはもうすでに終わっていました。はやっ!!!!種子島は「日本一早いコシヒカリ」の産地として、7月には収穫が始まるそうです。?????コシヒカリって暑さに弱いようなー、、、。ずっと疑問に思っていました。今日伺ってみたところ、稲の出穂期以降の高温は米の品質を低下させることがあるが、3月に田植えをすることで6月のまだ涼しい時期に出穂するため高温障害を受ける可能性が低くなるそうです。疑問が無事解決!

 また、サトウキビについて興味があったため、かなり詳しく教えていただきました。サトウキビ、とにかく奥が深い!!!!岩手ではサトウキビは見ないので実際の圃場で学べて面白かったです。サトウキビは株出しと新植の2つの栽培方法があります。株出しは省力化に繋がり、低温耐性を持たせることで萌芽性が優れるそうです。また、春植えは収穫期と被るため夏植えや秋植えが主流だそうです。気になっていた“はるのおうぎ”という品種のお話もたくさん質問させていただきました。レポートに載せきれないくらい魅力に溢れた作物で、明後日九州沖縄農業研究センターに伺うので、勉強し直してから臨みたいと思います^^

 やっぱり研究職の夢を追いたい、品種改良や生産方法開発など研究側から農業に携わりたいと改めて思えた時間でした。気候条件や病気に対応した品種を作っても普及が上手く進まなければ、何年もかけて開発したその品種は消えていってしまうというお話が印象的でした。その品種を選ぶのは農家の皆さんであって、省力化や収量など農家さんのニーズに応えることが大切なのだと思います。

 今夜は送別会が行われました。私自身もインターン最後の日程であり、この送別会も最後なのかと思うとしみじみとしました。泣いている子もいて、様々な思いが交錯した送別会となりました。明日で夏の種子島コースの日程が終わります。最後に2ヶ月間お世話になったこの家に感謝の気持ちを込めて掃除をしたいです。