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ボランティア開始

参加2日目の今日からボランティア活動が始まりました。

行った作業としては、牛さんへの餌やり、刈られた草集め、赤ちゃん牛にミルクを飲ませるでした。想像以上に大変でしたが、どれも初めてのことばかりで新鮮でした。

しかし今回書きたいのは作業への詳細な感想ではなく、世話人の山地竜馬さんについてです。

まず、この方が行っている「自然放牧」という牛の育て方は日本の殆どの畜産農家がやっていないやり方です。何が他の農家と違うかと言うと、山地さんは「牛を第一優先」に育てていると言うことです。

従来の畜産農家では早く沢山美味しいお肉を売るために、動物の生まれ持った自然なサイクルを壊した育て方をしているところが多いです。それはつまり「人を第一優先」にしています。例えば霜降りのお肉を作るためにあまり運動出来ない狭い場所に牛を飼っていたり、人工受精させて赤ちゃんを産ませたりしています。

けどそれは当たり前ですが牛にとっては良くありません。そのため山地さんは山に牛を放ち自由に歩かせ、餌もオーガニックなものを使っていたりなど沢山の牛への配慮をしています。

自分達と同じように動物にも命があり、それを大切にすることは当たり前のことのようで実は当たり前に行われているわけではないことを知り正直驚きました。

山地さんが牛と触れ合う姿を見たときに抽象的ですが凄く愛を感じました。それはきっと牛にとって大切なことを奪わずに日々育てているからだろうなと感じました。

また、寝泊まりする場所を提供して下さっている方からも沢山自分のためになる話をして頂きました。それについては後日詳しく書きたいと思います。

まだ始まって2日ですが、一緒に参加しているメンバーとの出会いも含めとても有意義な時間を過ごせていると思います。

明日も一生懸命頑張ります。