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牛の飼い方の違い、同じ愛情

参加4日目は、6時半から活動しました。今朝の雨で刈った草は濡れて重くなっていました。昨日の草とは別物のように重くて大変でしたが、仲間と声をかけ合いながら頑張りました。この草を待っている牛たちがいると考えると、力が湧いてくる気がしました。昨日とは気候も真逆で、霧が濃く日差しは無かったですが、にわか雨が降ったりと湿った暑さがありました。途中、柵の中から脱走したジャージー牛2頭が仲良く歩いていて、癒されながら作業しました。

お昼ご飯のあとは山地さんの知り合いの小野さんという方の牛舎へ行き、見学させていただきました。体の大きな牛から子牛まで沢山いて、餌をあげる時はみんな並んで食べていてとても迫力がありました。小野さんは牛飼い歴40年だそうで、牛のことについて話す様子がとても優しかったのが印象的でした。牛飼いの方たちは、牛のことを本当に大切に思っていて毎日愛情込めて育てているのだなと実感しました。山地さんは牛たちを山で「自然放牧」しているので、広い敷地の中で牛を呼んで探したり、移動させたり、とても体力のいる作業を何年もやられているので、本当に尊敬します。

小野さんの牛舎から戻ったあとは、また草を刈る作業をして、牛たちを牧場に追うということをしました。山地さんのように、優しく声をかけながら押してあげたら、牛も素直に歩いてくれたのがとても可愛くて嬉しかったです。

山での活動は疲れますが、とてもやりがいがあります。明日からも仲間と頑張りたいと思います!