奥尻島に来てから朝の散歩を始めました。
これは、私の好きな時間の1つです。
空気いっぱい吸い込んで、五感を使い、 その日の空と海の様子を観察します。
「今日の空は、ピンクと青のグラデーションで綺麗だな〜。」
なんて思いながら、横を見ると防波堤で走る男子メンバーたち。
「朝ラン気持ちよさそう。」
そう思いながら、のんびり他のメンバーと笑いながら歩く時間。
すごく幸せな1日の始まりです。笑
午前中の活動は自由だったので、
みんなで”ここでしかできないこと”を話し合いました。
目的は内緒ですが、
ビーチでシーグラスや流木を拾いに行くことになりました。
お昼ご飯作りの時間になると、
世話人であるゆうとさんの奥さんからお裾分けしていただいた、
手作りの”海苔の佃煮”でパスタを作りました。
ご飯にかけることしか知らなかったのですが、
頂いた嬉しさから、「せっかくなら」と他の食べ方に挑戦しました。
すごくおいしかったです。
午後からは塩作り。
流木を集めて、火を起こし、海水を温めて完成した塩。
私は途中でご飯を作りにいったのですが、
男子メンバーは夜ご飯の時間まで一生懸命、塩作りをしていました。
大量の海水を使ったはずなのに、小さな瓶に入る程度の塩しかできない。
普段、私たちが口にしている塩が、
どれほど有り難いのか感じさせられました。
そうしていると、地元の漁師さんが
いきなり魚をおすそ分けしに来てくれました。
ホッケ、八角(はっかく)メバル。捌き方も伝授してもらいました。
1日をまとめると、今日は島からたくさんの
”おすそ分け”をいただきました。
シーグラス、海苔の佃煮、塩、たくさんの魚。
このありがたさに感謝して、 自分は奥尻島に何を”おすそ分けできるのか”
考えながら残りの期間を過ごします。