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別れから始まること

本日は奥尻島での活動最終日でした。

昨晩の送別会での、お世話になった方々との会話の余韻に浸りながら、imacocoで過ごした日々に感謝を込めて最後の掃除をしました。

私たちが過ごした奥尻島での10日間は多くの出会いと気づきがありました。

ブナ林を散策した際には、自分の特性を活かしながら相互作用して生きている植物、5年も10年もかけて下準備してようやく咲いた花、ここで咲ける!と感じて力強く咲いた植物に出会いました。

初めて魚を捌いたときには、「釣った魚には最後まで責任を持つ」すなわち、命に感謝し粗末に扱わないことがどうして大切なのか体感しました。

10人のメンバーと世話人の雄斗さんで夜空いっぱいの星を見た時は、地球にこれほど静かでゆっくりとした時間が流れていて綺麗な場所があることを知りました。

imacocoのいっちー、きぃちゃん、つむちゃんとの出会いはパワフルで、いまここにある縁に純粋に楽しんで関わる姿、いまここで起きた自然にびっくりして「なにこれー!」とワクワクして見る姿の尊さを学びました。

島の方々との会話の中では、奥尻島の山菜や魚、ワインへの愛とこれからの奥尻島をどう守っていくか真剣に考える人たちのかっこよさを知り、離島仙人からは人生には3つのラッキーがあると学びました。

奥尻島で過ごした時間はどれもひとつひとつ意味があって、私たちはこの島派遣で奥尻島という島を知るだけでなく人生や生き方の豊富さを学びました。また、あまりにも簡単にこの10日間の奥尻島生活が”日常”となりました。それは、imacocoのあったかい雰囲気とそこに関わった人たちのお陰です。

しかし、私たちは今回”ボランティア”としてここ奥尻島へ行きました。昨晩雄斗さんから『気づいたことを行動しないと、気づいていない、0と同じ』と教えていただきました。私たちが与えていただいたものに対して、私たちから与えられることは何だろうか。それを考え行動する日々が私たちが今回奥尻島にボランティアとして来た意味になると考えています。

また、私たちが都会での日常から飛び出して奥尻島で新鮮なことを感じ取ったように、奥尻島での”日常”から帰った先で改めて発見する都会の新鮮さもある気がしています。奥尻島にいない時間も今ここにいる、ある素晴らしさに気づく習慣を忘れずにいたいです。

また奥尻島に行きます!次は夏に!