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いつまでも、大きな家族

13日から始まったB日程も早いもので、ついに最終日を迎えました。私が綾里の集落で暮らして一番驚いたことは、時報が生活に密着しているということです。朝6時「恋はみずいろ」と共に一日が始まり(漁船に乗る時はもう少し早いです)、12時「野ばら」で昼食の時間、17時「イエスタデイ」で仕事を終わりにし、21時「エーデルワイス」が就寝の合図です。このように時報と共に人々が動く、まるで集落に住む人全員が1つの家族のようなことに非常に驚きました。

そんな共同体に10日間加わり、わかめの収穫・加工、藻場整備、オフィス塗装など様々な体験をさせていただきました。あっという間でしたが、いざ振り返るとなると長くも感じます。それだけ充実した10日間を過ごしたということでしょう。私達は今日、綾里から旅立ちますが、別れ際にもまた家族のような、戻りたければいつでも戻れるような温かい風土を感じました。また、別れは地域とだけではなく、10日間を兄弟のように過ごしたメンバーともです。縁あって綾里に集った3人はまた、それぞれ別の道を歩んで行くことになりますが、この10日間を忘れることはきっとないでしょう。綾里の家族の一員として、また会える日があることを楽しみにしたいです。

最後になりますが、お世話になった方々、そしてメンバーの皆には感謝の念しかありません。本当にありがとうございました!