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2つの言葉

今日僕は、然別湖コタンのスノーモービル・スノーラフト体験の運営スタッフのボランティアとして、1日活動しました。

三連休の初日ということで、たくさんのお客様が体験しに来てくれました。中でも、お子様連れのお客様が多く、たくさんの子どもたちと触れ合うことができました。

「一人でスノーモービルを運転するのは難しそう…」と、始まる前には緊張した面持ちだった中学生の女の子もいましたが、体験が終わった後に聞いてみたら、笑顔で楽しかったと言ってくれて、こちらも嬉しい気持ちになりました。

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僕たちは主に、然別湖コタンの運営スタッフとしてボランティア活動に参加させてもらっていますが、然別湖で過ごす時間は、それだけではありません。ここでは、僕が運営以外の時間で出会った、2つの言葉について紹介したいと思います。

「皆さんが普段過ごしている場所も、ここ然別湖も、同じ時間が流れています」

…僕たちは一昨日、然別湖ネイチャーセンターのまっつさんのガイドで、ナイトツアーに連れて行ってもらいました。皆で星空を見上げながらまっつさんの話を聞いていたときに、おっしゃっていた話の一部です。

このときの時刻は19時50分頃でした。普段の僕だと、アルバイトをしていたり、夜ご飯を食べ終えてダラダラしたりしている時間です。人工の光が一切なくなる湖上で、満天の星空を鑑賞する経験は、普段過ごしている中では絶対にできないものです。この言葉を聞いたときに、やらなければならないことが詰まっていて、時間に追われることの多い日常では忘れてしまいがちな、自然の存在を改めて肌で感じました。

「やっぱり、感謝の心じゃないかな」

…僕たちはこの期間中ホテルに宿泊していますが、僕は初対面で同い年の大学院生と二人部屋で寝泊まりしています。僕と同じ部屋の彼は、以前にECOFFのボランティアで与論島や江田島にも行ったことがあるそうです。僕よりもボランティア経験があり、様々な人と出会ってきた彼に「色々な場所でのボランティア活動を通して、『人生でこれは大事だな』っていう核のようなものって何か見つかったかな?」と聞いたときの答えです。「何に感謝しているのかまで、きちんと言葉にして伝えると良いよね」とも話していました。この話を聞いて、僕も感謝の心を大切にしていこうと改めて思いました。

同部屋の彼とは全くの初対面でしたが、日が経つに連れて、お互いの性格の悩みや恋愛のこと、大事にしているものや将来の夢など、濃い話もするようになりました。寝食を共にする中で、お互いのことを深く知り合える時間を作れるのも、長い期間ボランティアをする醍醐味の1つかなと感じます。

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明日はいよいよ、運営スタッフとして最終日を迎えます。三連休の中日で多くのお客様の来場が見込まれるので、これまで培った経験を生かして、ECOFFメンバー一同頑張ります!