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仲間と共に歩むこと

今日は然別湖コタンで過ごす最終日でした。三連休もあり忙しい中でも、初めて出会ったエコフの仲間達、ネイチャーセンターや地域の方々、社会人ボランティアの方々と過ごす時間は、これから社会人になる私にとってかけがえなく、有意義なものだったと思います。10日間、衣食住を共にした仲間たち皆、それぞれの帰路に着きました。

私は、今年になってB日程、E日程なども含めてほとんど1ヶ月ほど北海道で過ごしており、2022年は家族よりもたくさんの時間を然別湖で過ごしてきました。初めて来たときは、名前を覚えることが必死でした。もっともっとお話ししたかった方や関わりたかった方もいました。

1回目の参加の時は、まだ人間関係ができはじめている状態だったかもしれませんが、E日程で然別湖へと帰ってきた時には「おおお!ひなちゃんおかえり!」「ひなちゃん〜しようよ!」と地域の方から積極的に声をかけてくださいました。

活動を行うおよそ10日間の期間は、寂しいことでもありますが10日間が終わってしまうと出会った仲間たちや地域の方と自分の行動次第では関わりや繋がりを持てなくなってしまうかもしれません。

でも、継続して関わっていく、繋がっていくとそこにはヒトとヒトとのつながりがさらに深く強いものへとなっていき、私は21日間の然別湖での生活を通してここに「居心地」や「居場所」を得ることができました。

ヒトとヒトとの繋がりは短期間で簡単にできるものでもありません。縁もゆかりもない地域から来させてもらっている私にとっては、ここに来させていただき、仲間の一員としえ迎え入れてくださる感謝の気持ちでいっぱいです。ヒトとヒトとのつながりは、基本的なことではありますが、「ありがとうございます」「いただきます」のような日々のコミュニケーションを基盤として大切にしていき、継続してできていくものだと学びました。

これから私は社会人になるので、なかなか然別湖に足を運ぶことが難しいかもしれません。しかし、然別湖の魅力や然別湖での生活から学んだことを友達など周りの人たちに発信していきながら、然別湖と然別湖で出会った多くの方々といつまでも繋がっていたいと思います。

私がなにをするにしても、決して自分1人で取り組むことはなかなか難しかったと思います。

今、私が見えている美しいコタンを作り上げるためにも、41年前にたった1人の地域の方の情熱ではできなかったでしょうし、地域の方たちが皆で協力し合い、試行錯誤しながら共に歩み、作り上げたのだと思います。今回、私が作業させていただく中でもわからないことばかりでしたが、たくさんの方々が教えてくださり、支えてくださりました。

だからこそ、ヒトとヒトとのつながり、仲間と共に歩んでいくことは何をするにも間違いなく、1番大切なものだと感じました。

「村おこしボランティア」というものは決して短期間で成果が見えるものではないと思いますし、ボランティアをさせてもらっている感謝を持って取り組んでいくことが大切だと思います。今回、2回継続して参加させていただいた中で何か役に立てたかはわかりませんが、地域の方が「本当に助かったよ」「これは1ヶ月前ひなちゃんが作った部分だよ」など声をかけてもらうと、継続して地域の方たちと共に歩んできた時間は、今もこれからも私にとってかけがえのない時間だったのだと感じます。

社会人になり忙しくなると、大切なことを見失うこともあるかもしれません。でも、私には然別湖に大好きな人たちや大好きな場所があるということを忘れずに、また日常に戻っていきます。「帰ってくる場所がある」というだけでこれからの新生活に自然と勇気が湧いてきます。

エコフのみんなやネイチャーセンターの方を含めた地域の方々、社会人ボランティアとして参加されていた方々のように心から大切にしたい人たちに出会えた然別湖で過ごした日々に感謝!お世話になった方々ありがとうございました!

いってきます!また帰ってくるね!