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戻ってくる予感

今日は受け入れ農家さんの元での最後の作業日だった。今日が最後かと思うと朝作業場へ行く道のりですら景色が新鮮に見える。今日一日で農家さんへの御恩が返せるとは思わないが、それでも精一杯の感謝を込めて作業をしようと心に決めた。

ヒサカキの形を見ながら枝を選んで3~4本の綺麗な束になるように組み合わせる。座りっぱなしは体に良くない。たまに椅子から立ち上がってジャンプなどをして体をほぐす。2時間ほど作業をして小休憩、また2時間ほど作業をしてお昼ご飯、というようにこまめに休憩を挟んで貰えたので退屈さは感じない。最初の頃は感動したものだ。私の地元のバイト先では5時間働いて1時間休憩、そしてまた5時間働く、というシフトも組まれることがある。2時間おきに休憩が入るなんて夢のまた夢であったのだ。適度な休憩が作業効率を上げるというのは本当であった。

一日の作業が終わる時には念入りに作業場の掃除を行った。農家さん達だけでなく、今日まで使わせて貰っていた道具にも感謝をする。いつもより帰る時間が30分遅くなった。

お昼の時間には門倉岬に連れて行ってもらい、海を眺めながらコンビニで買ったお弁当を食べた。写真はその時に撮ったものだ。若干弧を描いて続く水平線を見て、私はまたここに戻ってくるのだろうとふと思った。