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こども達とのカレー作り

そろそろ終わりが見えてきた8日目では、楠田さんの家で行われる農業体験と子ども食堂のお手伝いを行いました。9時より少し前に集合して、会場の椅子や机の設営や食材の準備、必要な器具の準備などを行いました。その後は子ども達とビーチクリーンを行い、プラスチックゴミなどを集めると同時にカレーを作る際の燃料となる流木も集めていました。そして、ビーチクリーンを終えて楠田さんの家の畑でカレーの材料となるじゃがいもと人参を収穫しました。それらの作業を終えて、遂にカレー作りに着手することとなりました。カレー作りでは人参とじゃがいもは子どもたちに切ってもらい、それ等を鍋に入れて煮込みました。カレーを食べ終えた後はイベントが終了となり、片付けを行い8日目は終了となりました。本日の活動を通して感じたことは、奄美大島の子どもたちは心が純粋でこちらの心を癒してくれると同時に、言われたことを一生懸命にやるその姿勢を見習わないといけないということです。子どもたちの見本たる大人が作業をサボっていては何の示しもつかず、次の世代の人達に悪影響を及ぼしてしまう。そうならないためにも、子どもたちの作業に対する姿勢を見習わなければならないと感じました。今日は奄美大島に来てから、初めてじゃがいも掘りを体験しました。他の野菜と違い、葉の部分を引っ張るのではなく周りの土を掘りつつ引き抜くという一風変わった収穫方法を学んできました。今日の私自身としての感想は、今回の子ども食堂に参加させていただいたことは、自分たちの活動にも様々な影響があることです。普段は都心に近い部分で行っている子ども食堂とは全く違い、子どもたち主体で進めていくものであり、大学生や大人が指示を出して行わせるものでは無いという部分です。大人たちが最低限のサポートしかしないことにより、子どもたちには自分たちでどうにかしなければならないと感じて、自分たちで必要なことを考え始めていく。この一連の流れはこの体験に参加したからこそ学べた部分であり、別のボランティアにも活かせるのではないかと感じました。この子ども食堂が開かれた際には、初めは知り合いでもなかった子どもたちがイベントが進んでいくにつれて仲良くなっていき、交友を深めていきました。このように、子どもたち主体の活動には地域の子どもたちの交友関係を広める力もあると感じました。