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初めて目にした競り

今日は朝からお昼頃にかけて、大分県の牛の競りにお邪魔してきました。会場には数え切れないほどの牛が整列させられており、出荷者ごとにグループ分けされていました。それぞれの牛に表情や動きの特徴があり、見ていてとても面白かったです。実際に購入を競う場も、見学させていただきました。出荷者は自分の牛を前に引いてきて購入者が競って価格を引き上げていくのを見守るのですが、一番印象的だったのは競り終了間近で登場した農家の方です。競りが始まる前に購入者全体に深く頭を下げて“よろしくお願いします”と何度も繰り返し、高値で競りが終わってからは“本当にありがとうございました”と何度も頭を下げていました。その表情は本当に切実で、競りにかける思いが伝わってきました。ボランティアに参加しはじめてから数日、農家の方は育てた家畜を売ることで生活が成立しているということを何度も耳にしてきました。それを身をもって体験することができたことが、今日の何よりも大きな成果だと思います。