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ボランティアを通しての反省と気づき

今日はボランティア活動最終日でした。

ちょうど1週間前が活動初日だったので、その時に比べたら作業スピードが上がったり、効率的に出来るようになった気がします。

しかし今日までの活動を振り返った時沢山の反省点が出てきました。

まず一つは、村おこしなのに指示されたことしかやらなかったことです。村をおこすという事は、その場所をより良いものにするために、自ら改善点やアイデアを提供したり、従来のやり方に疑問を持つ事だと思います。

「村おこしプロジェクト」と言われているのにその事に気づいたのは最終日の今日でした。

そして1番の反省点は、中々自発的に動けなかったことです。どういう事かと言うと常に指示を待ってしまっていました。

任された仕事は全力で一生懸命取り組むことが出来たと思っています。でも本当はそれにプラスして自分の頭で「何をすべきなのか」と考える姿勢が必要だったなと思います。

ここまで反省点を上げてきましたが、成長した部分もあります。

それは、分からないことをしっかりと「分かりません」と言えるようになったことです。ECOFFに参加するまで僕は、理解しきっていないのに分かったようなフリをすることが多かったです。実際それでも何とかやってこれました。ですが、少ない人数でやっている今回のボランティアでは理解してない人が1人でもいると作業の質もスピードも明らかに劣ります。ECOFFに参加して分かったフリというのがどれだけ良くない事なのか、世話人の方やメンバーに沢山迷惑をかける中で実感しました。

「分からないことを分からないと言う」

とても初歩的な事ですが、僕にとってはそれが出来るようになったことが大きな成長になりました。

また、僕と世話人の方の仕事に対する姿勢で大きく違ったのは「命を扱っている」ということを自覚しているかどうかだったと思いました。

「自分の1つのミスが牛の命を奪ってしまうかもしれない。だから一つ一つの作業に集中するし、牧場に入ったらピリピリする」

世話人の方のこの言葉がとても印象に残っています。

そしてこれは動物を扱う仕事に限らず、身の回りの色々な仕事にも言えることだと思いました。例えば、僕たちが何の心配もなく電車を利用出来るのは、命あるものを乗せているという運転士さんの意識があるからだとおもいます。他には保育士もそうだと思います。

責任を持って仕事をされている方がいるからこそ、毎日暮らせていると思うと、身の回りの仕事をされている多くの方に感謝の気持ちが出てきます。

ECOFFの別府自然放牧コースに参加したからこそ、気づけた事、成長出来た事、そして出会いが沢山ありました。

ほんの少しハードな活動だとは思いますが、やりきった時の達成感はかなりあると、今レポートを書きながら感じています。

ボランティアを通じて分かった自分の劣っている部分を改善しながら、人の指示を待つのではなく自分から動き出すことを意識してこれからの日々を過ごしていきたいです。

(写真は沢山お世話になった軽トラ)