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『価値』のある命

本日は昨日とは打って変わって、天候に恵まれた1日でした。

子牛を牛舎に運び、牛たちのご飯の準備をしました。

その後、連日の雪でふさがってしまった道路の雪かきをしました。ただの道路ですが、これがないと牛たちに食糧を届けにいけません。車が雪に引っかからないように道路のわきに雪をよけました。

昨日の吹雪は牛たちも辛かったようで、今日は昨日よりも元気に見えました。

今日の帰り道には牛の価値について、教えていただきました。農家、消費者、そして世話人の方などそれぞれの立場から牛をどのように扱っているかを考えました。経済動物としての牛、どこから来たのか誰に育てられたのかを分からないまま買われていく牛肉、出荷されるその日まで愛情を注がれて育つ牛。現代社会の仕組みとして仕方ないのかもしれませんが、少しでも安いお肉を選択してしまう消費者と経済的に価値のない雄牛をタダ同然で取引している市場。世話人の方の目標は、愛情を注いで育った牛が消費者にもそのことを認識されて身近なスーパーに牛肉として並べられることだそうです。消費する側の責任として、命をいただいているということがどういうことなのかを考え続けたいです。