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言ったことは行動で示すということ

今日は牛の餌やりと餌をコンテナに入れる作業と寝床に敷いている汚れた藁を日向に移動して乾かす作業と牛が逃げないように鉄線を張る作業と子牛にミルクをあげる作業に取り組みました。

牛の餌やりや餌をコンテナに詰める作業はだんだん要領がよくなっていると実感しています。

汚れた藁を日向に移動する作業を私達で行い、その間に山地さんはトラックで移動しほかの作業をされていました。汚れた藁は水気を含んだ泥がついているのでとても重く作業のコツを掴むのに時間がかかりました。しかし、ホルスタインやジャージー牛や黒毛和牛の子牛たちが暖かい日差しを浴びてうとうとしている様子を見ていると、疲れているはずなのに力が入るのが不思議でした。作業の途中で、お昼ご飯を車の中に置き忘れてしまったことに気が付きました。自然のなかに身を置いているからこそ、食べたいときにコンビニに寄って食べ物を買うことができなかったり、天気が変わって雨が降り始めても傘やレインコートを買うことができません。現代の普段の生活の中で最悪の状況を想定することがいかに少ないのかを実感しました。山地さんは、物事がうまくいっているときはどうでもいい、うまく行ってないときにどう乗り越えるのかで人は成長していくものだという考えを持たれていました。この考え方自体はどこかですでに見聞きしていたものかもしれませんが、自然という想定外が起こりうる中で過ごしている方から出てくる発想なんだということを学ぶことができました。

今日は子牛にミルクをあげる一日の最後の作業を終えたあとにハプニングがありました。私達を送迎するのに使われているトラックのバッテリーが上がってしまいました。少し待っていてと言われ待っていると山地さんがもう一台の軽トラを持ってきてバッテリーを直していました。そのときに私達が山地さんを待っているときに山地さんはもう一台の軽トラがある所まで徒歩で移動されていることに気が付きました。数日作業をしているのでとにかく遠い距離を徒歩で移動していることがわかりました。山地さんがバッテリーを直している所を見て、山地さんは自分が言ったことは行動で示し、自分の発言に責任感を持っていることがわかりました。山地さんの言動や姿を近くで見ることができる環境に身を置くことができてよかったなと思いました。明日と明後日はお休みを頂いたので、体をしっかりと休めたいと思います!