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見当たらない牛

いるはずの牛が放牧を行っている場所にいない、柵から出てしまったのではないか、となり牛を探し回りました。

途中で地域の方にもお会いし、お話聞くことも出来ました。

牛は水が汚れてしまう、畑が荒されてしまうかもしれない、等を心配する方も多く、地域の理解を得ることが大変なようです。

地域の方に丁寧に説明し土地を貸して頂き、草刈り等で地域の方の負担を軽減するような貢献することで、お互いがメリットがあるようにしている、というお話が印象的でした。

放牧だけでなく他の様々な社会課題も、当事者の視点に立って考え、お互いが歩み寄ることが大切だなと思いました。

何事も自然から学ぶ、という姿勢の大切さも学びました。

災害で慌てるのは人間だけで、他の動物は自然に安全な場所に行くようです。

虐待やいじめ等は、人間だけでなく、他の自然界の動物にも同様の行動が見られます。その行動自体を悪とするのではなく、上手く向き合う方法が大事です。それは、人間には出来ていなくて、他の動物には出来ています。

夜は鳥飼いと牛飼いのお話会というイベントに参加させて頂きました。山地さん(世話人の方)が牛飼いとして、登壇されていました。イベントでは、実際に牧場で育った牛のローストビーフも頂きました。赤身でさっぱりしていて美味しかったです。普段は食事をするとき、単純に目の前の料理しか見えてないですが、その裏には沢山の人の関わりがあることを実感します。

鶏も牛も、卵を産むため、牛乳のために飼育されているものは、生まれてきたときにオスだと殺処分されてしまうことが殆どである、ということも驚きました。

家畜がより自然に生きられるように、という考えに賛同頂ける消費者も多くいて、実際にその場で買ってくれる方もいて、私も嬉しかったです。

私も母の誕生日等にプレゼントしてあげたいな、と思いました。