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自然本来のサイクル

3日目は朝一番にヤギの放牧場に行きました。餌をあげるために山に入り、木を切る作業を行いました。山に入って、ノコギリを使って、木を切り倒す、ということは初めての経験でした。山の中での作業は想像以上に大変でしたが、ヤギが葉を食べている姿を見て癒されました。

餌となる葉の育成には2年以上かかったそうです。ヤギの放牧場になる前は農薬を使って作物を栽培していたため、なかなか葉が育たなかったそうです。

今は農薬を使った方法が当たり前になっています。しかしそれは、自然本来のサイクルを壊してしまうことです。生き物が共生していくためには自然のサイクルは必要不可欠なのだと、河野さんのお話から実感しました。

そのあと、河野さんが家の前で作物の販売をするための小屋を建てるために草刈りをしました。午後は、建てるための素材となる棒を探しにも行きました。

完全無農薬での栽培、そしてそれを販売することは今の社会を変革しようとしていると言えます。江田島という1つの地域から自然本来のサイクルを取り戻すことで、それが誰かに、どこかに影響するのではないでしょうか。そんな未来を期待すると同時に、それを伝え、意識することが私たちに出来ることだと考える。