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オリーブ収穫とご近所付き合い

24日の収穫がキャンセルとなったため、今日が待ちに待ったオリーブ収穫日でした。2班に分かれてそれぞれ別の農家さんで作業を行いました。

収穫を行ったオリーブの木は高さ3〜5メートルほどで、意外と小さく手頃な大きさでした。黒色の実、まだ若い緑の実、その中間色の実というように色とりどりの実に混じって傷んだもの、虫に食われたものがあるので出荷前までに選別が必要でした。

木によって実の大きさ、傷みや虫食いの多さが異なり、作物の育成は一筋縄では行かないのだなと思いました。農薬を使えばこうした痛みや食害も防ぐことができますが、使用するか否かは各農家によって異なり、こだわりや思想が現れます。

収穫ですが、両手で包み込むようにオリーブの実を両手で包み込むように捉え、手前にゆっくりと引っ張ると両手に外れた実が残ります。実が柄からプチプチと外れ、両手の中で弾む感触はなかなか心地よいリズムでした。

かごいっぱいのオリーブからオイルはだいたい200ミリリットルほどしか取れないとのことで、その貴重な品を昼食時にいただきました。

最後に実の選別を行ったのですが、こちらも数が多いため4人では手が足らず、最終的には7人ほどで仕分けて終えました。農家さんの話ではご近所さんに手伝ってもらって収穫を行っているとのこと。

選別をしながらの世間話は楽しいひとときでした。ここ江田島ならではのご近所付き合いを体験した一日でした。