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自然の凄さを実感した1日

本日は午前中に荒れたオリーブ園の再開拓、午後にみかん狩りを行いました。

午前中にはイノシシによって掘られた穴を埋めたり、柵に巻きついたツルを切ったりなど、様々な作業がありました。

除草機やシャベルを使った大きな作業が多かったので大変でしたが、かなり達成感がありました!

午後は賢一さんのみかん牧場での作業です。

みかん牧場にはヤギが数匹いるのですが、そこには一つ、面白い仕組みが隠されています。

ヤギは草やみかんを食べることで糞をし、その糞を土中の小さな生物が分解します。分解され肥料になった糞が植物を育て、またヤギがそれらを食べ糞をする…いわゆる食物連鎖がおきているのです。

しかし、始めからこのような仕組みができるわけではありません。

最初は乾いた土地、土にも生命が宿っていない状態で始まるので、まずはその土地に命を吹き込まないといけないのです。それは木からでも、動物からでも、もちろん化学肥料からでも構いません。

するとここに、個人のこだわりが生まれます。化学肥料や農薬を使えば、循環ができるスピードは早く、植物もしっかりと育ちます。

しかし、”薬品が含まれる牧場”になってしまうのです。一方動物や木から始めると、スピードは遅くなりますが”自然な牧場”を作ることができます。

どちらもメリット・デメリットを持っていて、こっちが正解、とは言いきれない問題なんだと考えさせられました。

見ただけでは分からない仕組みや問題など、お話しを聞いたり、よく観察したりすれば見えてくるものがあるかもしれません。

私はこれから、見たり体験したりするものが、なぜそうなっているのか、そしてどうなっていくのかを考えて知っていきたいです。

夜は一人一人広島風お好み焼きを作って食べました! なかなか作るのに慣れず、難しいこともありましたが、美味しく食べられたので良かったです!