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この経験は宝物

江田島G日程の七日目、最終日となりました。楽しかったこの島での生活に幕を下ろします。本当にあっという間の七日間でした。

朝食を終えた我々はヤギの餌の準備と並行して、家の掃除を行いました。段々と片付いていく部屋を見て、七日間の共同生活の終わりを実感します。元の状態よりも綺麗になるように、感謝を込めて清掃しました。

その後は準備したヤギの餌をやりに行きました。愛らしいヤギ達との別れも名残惜しいものです。ショコラ…

その間、我々はテレビの取材を受けました。三高港を中心にぶらり旅をするという旨の番組でした。番組名は忘れました!メディアを通してでも、この島の素晴らしさが多くの人に伝わればいいなと思います。

いよいよお別れの時間です。世話人の河本若子さん、賢一さんに感謝を伝え、フェリーに乗り込みます。きゃんでぃさん、けんちゃん、本当にお世話になりました!

江田島で僕が特に感じたことは「ありがとう」の重要性。”人との取引にお金は必要ない”。これは世話人のお二人がよくお話されていた事です。何かを貰ったとき、対価として「ありがとう」と言う。そして何かを与えるときも対価として「ありがとう」を受け取る。それで社会が循環する。「ありがとう通貨」と呼んでいるそうです。これはある種、社会の理想形だと思います。この考えが根底にあれば、島民の方々の繋がりの強さにも頷けるのではないかと思います。

今回は日程が重なり、地域活動やイベントなどに沢山参加させて頂いたので、より江田島の人たちの温かみに触れることができたと思います。活動を通して、我々は島の人々の繋がりや農地開拓の難しさに加え、人へ思いを伝える方法、通貨などを通した基準では量れないものの価値、社会の仕組みなど様々なことを学ばせていただきました。この島で学んだことや経験したことを踏まえた上で、自分に何ができるかを考え、実行していこうと思います。

最後に、世話人の河本さんご夫妻、お世話になった島民の皆さん、本当にありがとうございました!ヤギ達、その可愛さとまぁまぁ強めの頭突きをありがとう!そして七日間共に過ごしたECOFFのメンバーのみんな、本当にありがとう!!また会おう!