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有り難いもの

あっという間に江田島A日程の最終日が来ました。

今日はB日程の方々やお客さんも来るため、朝から大忙しでした。みんなで苦手な早起きを頑張って、人のご飯と山羊のご飯、トカランドを去る準備を、協力して進めました。

人も山羊もご飯を済ませて、10時過ぎにB日程の方々やお客さんと対面、お互いに自己紹介をして、みんなでサイフォンを使ったコーヒー作りを体験しました。その後、朝から仕込んだカレーを囲み、トカランドでの最後のひと時を過ごしました。

そしてついに、江田島を離れるときが来ました。賢一さんからボランティア活動の認定証をいただき、若子さんやこれから活動をする方々とは、トカランドで手を振ってお別れしました。港まで送って下さった賢一さんとも、姿が見えなくなるまで手を振り合いました。

江田島では、実際に生活を体験して、既存の価値観にとらわれない自由な発想の可能性やその課題を学びました。江田島や河本夫妻の活動、村おこし、農業への関心が、活動前より高まったと思います。知れば知るほど、もっと知りたいと思うようになりました。

また、出会いと別れを通して、人との縁の有り難さも強く感じました。河本夫妻や活動メンバーはもちろんのこと、出会った人と身を以て向かい合い、お話する中で、言葉や数字だけでは表しきれない、心の機微に触れました。人との距離が離れがちな現代、コロナ禍だからこそ、強く感じた有り難さだと思います。

素敵な笑顔で私たちを受け入れてくれた若子さん。物静かだけど芯をもち、最後は顔いっぱいの笑顔で見送ってくれた賢一さん。大変だけど充実した、かけがえのない5日間を共に過ごした仲間たち。皆さんのことは一生忘れることがないと思います。このような機会を提供して下さったECOFF、宮坂さんも含め、感謝の気持ちでいっぱいです。