📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

青く光る海ホタル

今朝はいつも通りヤギさん達の餌やりから始まりました。餌やりの際、賢一さんが「現代人にもう少し外の世界があること、世界は広いことを知ってもらいたい」っと仰っていたことがすごく印象的でした。江田島に来て、忙しい都会では経験できないような不便さや時間の流れを感じたいま、世界は自分が思っているよりたくさんの色々な考えを持った人がいるんだなと視野が広がった気がします。

その後は竹藪に行って明日の工作用に竹を切りました。ノコギリを使うのは初めてで、最初はいつのまにか切り口が曲がっていたりしたのですが、やっていくうちに真っ直ぐ綺麗に切れるようになりとても嬉しかったです。

午後になると、小学生2人が途中参加してくれました。最初はお互い緊張していたのですが、海にみんなで連れて行ってもらい遊んでいるうちにびしょ濡れになりながら追いかけっこをするほど打ち解けることができました!夕方には待ちに待った海ホタル!数日前郷土料理研究会に参加した際島の方に誘っていただき、すごく楽しみにしていました。カニカマを瓶の中にセットして海の底まで入れたら準備完了。ホタル達が入ってくるのを待っていると島の方が戦争時の話を少ししてくださいました。いま私たちがいる場所で戦時中約180人もの兵士の方々が命を落としてしまったこと、原爆が落ちてきた際に自分だけ生き残ったが家族全員を亡くしてしまった方など、聞くだけでも胸が痛くなるような話ばかり。そんな話を聞いていると、あっという間に瓶を引き上げる時間になりました。開けてみると中には青く小さな光を放つホタルがたくさん!手にカニカマをとって押してみると、刺激で青く光ってとても綺麗でした。綺麗なホタルを見ることができた一方、戦争の悲惨さを強く感じることができた貴重な1日でした。