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バイバイ、江田島

今日はとうとう最終日。あっという間に7日間が過ぎて最後の日だという実感があまり湧きませんでした。短いようでとても濃く、お世話人のお二人なしでは絶対に得ることができなかった知識や経験ばかりで感謝の気持ちでいっぱいです。いつも通りヤギさんの餌やりの際、賢一さんが「君たちのおかげで朝起きることができるようになった。来てくれることが一番のボランティアなんだよ」と言ってくださり、とても嬉しかったです。この数日間、自分の体力のなさで余り二人のお力になれていなかったのではないかと気がかりだったため、そう言っていただけて心の底から今回のボランティアに参加して良かったと思えました。3個目のヤギ小屋に言った際、いつもは奥の方に隠れているヤギさん達が今日はなぜか入口の方でお出迎えしてくれました。最後の日だからお別れに来てくれたのかな?なんて思いながらすこし嬉しかったです。最初はどの子が何ちゃんか区別もつきようがなかったヤギさん達も、今では見ただけで名前がわかるようにまでなりました。

江田島最後のお手伝いはトカランドに届くグリーンコープ(共同購入の農家直入販売)を運び込んで注文された方々ごとに分ける作業です。東京ではインターネットスーパーなどで個人購入するのが当たり前だったので、なんだか島らしいお互いの距離が近いライフスタイルでとても新鮮でした。作業が終わると購入者の方々と少し休憩タイム。一人の方が梨をふるまってくださり、みんなでパンケーキを作って食べながら楽しくお話ししました。そんなこんなでフェリーの出発時間が来てしまいました。港までは世話人のお二人と小学生2人がお見送りに来てしまいました。フェリーに乗り込んで、デッキから4人に手を振って、段々と港が小さくなっていくのを見ていると、いつのまにか涙が出ていました。自分でも驚くほど島で過ごした日々は自分にとってとてもかけがえのない時間だったのだと思います。きゃんでぃさん、賢一さん、小学生2人、そして島であった皆さん、お世話になりました!また絶対遊びに行きたいです!そして、これを読んで江田島に行こうか考えているみなさん、ぜひ参加して私が経験したこの貴重な日々を体験してみてください!