📣 ECOFFは地域と参加者の安全のために、感染症についての対策および方針を定めています。詳しくはこちら

石鎚山の人の良さ

石鎚山3日目

今日の石鎚山は雨でした。

なので、午前中は古民家にある荷物を全て倉庫に出す作業をしました。今田村さんが住んでいるお家は、元々他の夫婦が数年前まで住んでいた場所で、亡くなられた後そのままのものなどがそのままの状態になっていました。それを、今回全て出しました。中には今では見ない、カラオケのレコードのようなものなど古いものがたくさん出てきました。特に1番多かったのは布団笑笑とにかく運ぶのが大変でした。片付けていくうちに、この家に住んでいた家族の写真が出てきました。どの写真も家族仲むつまじいとても温かみのある写真でした。

午後は、30年程前に廃村になった東之川という場所に行きました。そこには、石垣が積み重ねてありとてもすごかったです。中でも1番印象的な話は、この地域にはすごく杉の木が立っており、その理由として、昔住んでた人たちが杉の木で息子や孫が儲けられるようにと木を植えたらしいですが、道が不便だったり、儲からないという理由などで、杉の木を管理する人がおらず、今では杉の木が増え、土砂崩れや、他の植物が育たないなど、さまざまな問題があります。それを見て、聞いて、とても悲しい気持ちになりました。そして東之川にある、おたるの滝を見ました。水がとても綺麗でした。

その後、大保木の自治会長さんとお話しをしました。大保木の歴史や文化をたくさん教えてもらいました。今の若い人たちに向けてなにかメッセージはありますか?と聞くと、「日本人が日本のことを知らないのがよくない。自分たちの住んでる場所の良さを知るべき。」とおっしゃっていて、とてもこの言葉が胸に響きました。

明日も時間の都合が合えば、地域の方のお話を聞く予定です。明日のプログラムもとても楽しみです!!