午前は西山地区でホタルの環境整備をしている牧野さんのお手伝いをしました。この地区は元は田んぼでしたが離農状態が続き、ホタルが絶滅危機となっていました。そこで牧野さんが中心となり、11年もの間、環境整備を続けてきました。6月中旬〜7月にはホタルが見所となり、コロナ流行前には毎年お祭りが開かれていました。土砂や落ち葉などで水の流れが悪くなっている現状があり、私たちは川からそれらを掻き出す作業をしました。また、川のそばには笹の葉が広がっており、野生のイノシシが草の影に棲みつき、掻き出した土砂や落ち葉を川に落とす恐れがあり、周辺の葉を鎌で刈る作業もしました。作業後の川はスムーズよく水が流れ、草の影になって動物が棲みつく場所もなくなりました。

午後は浄光寺の住職である、萩生田夫妻が実施している、”かえる家おすそわけ会”に参加し、フードパントリーのお手伝いしました。フードパントリーとは、企業や個人で余剰となった食品をひとり親家庭や生活困窮家庭の子育て世代に供給しています。市内のコストコや旅館等からご提供を受け、フードロスにも貢献しています。私達も実際に配布活動をし、受給者と提供者が沢山コミュニケーションできていて、子連れの方も多く見られました。単に食材だけをお裾分けするのではなく、萩生田夫妻が市民一人一人に明るい笑顔をもって対話している所が今までにない価値をもったお寺に思えました。少子高齢化がより深刻化していきますが、このような素晴らしい活動を長年続いていってほしいです！

明日は公衆浴場の浴槽洗浄をします。上山に来てから沢山させて頂いたので感謝する気持ちで洗浄作業していきたいです！