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農業とごはん

今日は朝から雨でほとんどの農作業が休みとなり、行く気満々だったメンバーは拍子抜けしていましたが、家の掃除をしてくれました。

まゆと私は栄さんのマンゴーハウスの雑草取りを手伝わせていただきました。

湿度も気温も高く大変でしたが枯れ木をかき集め雑草を抜く作業はちょっぴり快感でやり始めると止まらないんです。

そのあと、雑草の山を外に運び出すのにまた根気が必要で、こういった地道な作業を毎日少しずつ重ねていって、やっと、作物が育つんだなぁということを、知識としてだけでなく、体で味わうことができました。

農業ってすごいなぁと改めて。。

お昼をいただいた後は海に行きました。

岩の隙間にいる貝、ウニ、チンアナゴ、ヒトデ、見たことのない蟹、初めて見るウツボ、「ファインディングニモ」にでてくるような色とりどりの魚たちに興奮し、解放的な気分になり感覚が研ぎ澄まされ、好奇心が爆発して、よく見ればみるほど不思議でおもしろい何かが見つかる刺激たっぷりの海を全身で感じて終始わくわくしました。

こんな経験、自分が住んでるところじゃ絶対できないし、天然の海洋生物に触れられる喜界島の海は水族館に行くよりよっぽど楽しい。

海辺に生えている植物と石の上を歩く音を楽しみながら海を後にしました。

移動中、風に吹かれながら窓の外の景色を眺める時間もさいこうでした。

作業を再開すると、だんだん晴れて日差しが強くなり、ハウスの中は40度近くまで上がりました。

ハウス一個分の雑草取りをすべて終わらせたい!! という気持ちで取り組みましたが思うように行かず、半分も終わらなかったため少し心残りでした。

一気に終わらせようとしたり先のことを考えると途方にくれてしまう、毎日少しずつでも必ず淡々と目の前のことをこなしていく長期戦が農業なのか、、と農業の大変さを体感できた1日となりました。

夜は麻婆豆腐とトコブシ貝、デザートにグァバをいただきました。だんだんと料理の腕も上がり夜ご飯が一日の大きな楽しみになっています。

喜界島でとれた味をいただけるというありがたさ、かつ育てる過程、大変さを体験して知ったからこそ、食べ物への感謝がより強まって心の底からの「いただきます」が出る。

みんなでぎゅうぎゅうになりながら一つのテーブルを囲んでメンバーが作ったご飯を味わって食べる時間は、至福のひとときだなぁと改めて思いました。