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ブナの原生林トレッキングと入れ食い釣りで山と海を満喫

本日の活動はゲストハウスの清掃に始まり、午前中は山へ出掛けました。奥尻島で26年前に起きた震災を経てつくられた「復興の森」で過ごし、トレッキングやハンモックを楽しみました。奥尻島はブナの浮島として、今なおブナの原生林が残る貴重な島なのです。島の8割を森林が占め、山からは美味しくて綺麗な冷たい水が毎日水道水から飲むことができます。それは奥尻島に多く生息するブナの木々が長い年月を掛けて積み重ねた落ち葉の層で雨水がろ過されることでミネラルの豊富な水が生み出されるのであると世話人の雄斗さんから教わりました。また樹齢300年を超えるブナの木は荘厳でずっとこの森を守ってきたのだと知ることができました。さらに森の中でハンモックに揺られながら木漏れ日の下、木々の声に耳を傾け癒しのひとときを過ごしました。

午後は薪割り用の薪を運搬しました。奥尻島は北海道の中でも温暖な気候ではありますが、やはり冬場は寒気が流れ込むためストーブに使用する薪を多く必要とします。そのための準備を手伝うこととなりました。

夕方にはゲストハウスの目の前に広がる海で釣りをみんなでしました。アジやサバが入れ食い状態で釣れ自給自足で夕食の調達ができました。釣りを教えてくれた稲垣さんはメバルを釣ってくださり夕食に刺身としてご馳走してもらいました。アジやサバは天ぷらとして美味しくいただきました。北海道の海の幸はとても美味しいのです。今晩も神威脇温泉で一日の疲れを癒し充実した今日を締めくくりました。残りの時間が短くなっていくのを感じ寂しい気持ちが出てきてしまいますが、全力で楽しみたいと思います。