奥尻島に来て、9日が経ちました。
午前中は、10日間お世話になったimacocoの掃除を行いました。2階の牛乳石鹸のれんも、階段も、ちょっと付けにくい電気も、最後だと思うと淋しくて、家で掃除する時よりも丁寧に掃除機を掛けました。
そして、夜は送別会を開いて頂きました。
島の皆さんが持ってきてくれた”ご馳走”を頂き、とっても幸せな時間になりました。
出会った人全てに、それぞれの人生があり、生き方があり、その物語に触れることができることが、どんなに素敵なことかと思いました。
お世話になった奥尻島の皆様、本当にありがとうございました。
奥尻島に来てから仲間と、「幸せ」とはなにかについて語ったことがあります。答えはまだ出ません。
今日の送別会で、アニキさんから、幸せを見つけ、幸せを感じる心が大切だというお話がありました。
私はいつから、幸せに気がつけなくなったのでしょうか。相対評価で幸せをはかり、劣等感を抱き、本当の幸せの形が分からなくなっていたように思います。
奥尻島での、心動かされる感動体験を通し、自分のことが少し好きになりました。
Ecoffの仲間から聞いた、「大好き」という言葉。
奥尻島の皆さんは今日、私たちに「来てくれてありがとう」と言いました。
海も森も、思い出も、ここで過ごしたことを心のお守りにして、辛い時やしんどくなった時には思い出したいと思います。そんな場所が出来たことは、10人みんなの強みです。
私は、奥尻島での生活から、様々な恩恵を受けました。だから今度は私の番です。
奥尻島にとっても、社会にとっても、これらの恩恵を還元できる人間に成長しようと改めて強く思いました。ここに誓います。