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奇跡の松の木とともに

B班にとって2日目の今日はA班の最終日でもありました。

そんな今日は午前中は大船渡温泉に、そしてお昼から陸前高田の高田松原津波復興祈念公園へ行きました。

大船渡温泉では海と山が一望できる露天風呂があり、時間をついついオーバーしてしまうほど湯を満喫することができました。

そして高田松原津波復興祈念公園へ移動し、お食事処で美味しい海鮮丼を食べた後は、敷地内の東日本大震災津波復興祈念館、そして有名な「奇跡の一本松」を見ることができました。

奇跡の一本松は、写真奥にあるユースホステルが津波のクッションとなったことで奇跡的に残ったそうですが、木自体は枯死しているため、保存処理を経て現在の形が残っているそうです。被災から11年経ったことで、今の小学生の大半は地震を体験していないということにも驚きがありますが、過去の話にしてはならず、経験していない世代にも津波の恐ろしさを受け継いでいくことが重要であると感じました。そして、この松の木が津波被害を伝えていくためのシンボルとして大きな役割を担っていることを再認識しました。東日本大震災津波復興祈念館では、津波被害に遭われた住民の生の声であったり、その当時命を懸けて住民を守ろうとした消防隊員や自衛隊員などの功績についても知ることができました。

陸前高田を後にし、気仙沼まで行ったところでA班の仲間とはお別れです。2日間という短い時間の中で、良い出会いができました。ありがとう!

宿舎に戻り、夕飯はカレーライスを自炊しましたが、唐辛子などのスパイスや昨晩の余りの餃子のタネ、お肉、そしてりんごなどさまざまな具材が入り混ざり合う様子は、色々な場所から集まり巡り合った今の私たちを表しているかのようでした。

明日も出会いに感謝し、活動を楽しむことができればと思います!