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変わりゆく大自然

今日は朝から雲ひとつない快晴でした。然別湖コタンでは、天気ひとつで全く違う景色になります。今日のように快晴であれば、奥の山々がはっきりと見え、雪の反射が眩しく、キラキラと光ります。一方で、雪が降っていたり、曇りだと、より一層真っ白な世界が広がります。そして、気がついたのは昨日までは、綺麗に形を保っていた氷の塀が今日は少し崩れていました。また、氷柱から水がぽたぽたと垂れていたり、、、然別湖は毎日が違う景色で、全く同じ日はありません。1日1日を何となく過ごすのではなく、周りに目を向け何か一つでも変化に気がつくことが大切なことなのではないかと感じました。

このボランティアも早くも終わりが見えてきましたが、私は今日、初めて入り口ゲートのお仕事をさせていただきました。

入り口ゲートでは、然別湖コタンに訪れた方々の第一声を聞くことができました。『すごい!綺麗!』と言う声を聴くととても嬉しくなりました。然別湖コタンにに訪れる人々は皆幸せそうで、然別湖のような大自然には人々を幸せにする力があるのではないかと感じました。

入り口ゲートで一緒に働いて下さった市役所の方には様々なお話を聞くことができました。春夏秋冬の然別湖、山に住む動物達の話、然別湖周辺の山登りの話etc…

然別湖では、春夏秋冬で全く別の顔を見せます。ここにきて、何度も言われたのは『夏に来たらここがどこかわからないよ』と言うセリフです。そのくらい全く別の景色になるそうです。春は冬に引き続き、雪が残っていますが、夏にはそれが一変し、透明な湖、湖の周りに咲く植物達、それを見ながらのカヌー、冬眠から抜け出した動物達、秋には紅葉が見ものです。溶けきった湖は、周りの大自然を反射する大きな鏡となります。そして冬は言わずもがな、幻の村、コタンが現れます。

私達はまだ然別湖のほんの1部しか見ていないし、知りません。春夏秋冬それぞれの然別湖を訪れたいです。皆様を是非、毎日変わりゆく大自然を然別湖で感じてみてはいかがでしょうか?