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優しさが心に染みる最終日

ついに最終日を迎えました。とても濃い毎日を過ごしていたため、10日間よりももっとずっと長い時間過ごしていたようにも、一方であっという間だったようにも感じます。

 コタンに到着した日を想起させるような晴天のもと、お世話になったスタッフの方々に見送られながら私たちを乗せたバスは然別湖を後にしました。

 朝はあまり時間がなく、お世話になった方々全員にきちんとご挨拶することが叶わなかったため、この場をお借りてお礼申し上げます。大変お世話になりありがとうございました。

 今回のボランティア活動のプログラムはこれで終了で、本来はこのバスを降りるとメンバーとも解散の予定でしたが、とても名残惜しかったためみんなで道の駅うりまくで途中下車をしました。

 うりまくでは、まず乗馬を体験し、その後鹿追産の牛乳を使って作られた美味しいソフトクリームを食べ、最後にレストランで鹿追産のじゃがいもやソーセージを使って作られたピザやオムライスを食べました。

 実はレストランに向かう時、またレストランから道の駅に戻るとき、さらには道の駅から最終目的地に向かう時、現地の方々のご厚意で車で送っていただきました。

 この10日間の最高の思い出たちは、様々な方のご厚意と優しさでできています。自分とは全く異なる毎日を送り、自分とは異なる人生を歩んでこられた方々と出会い、おしゃべりをしている時間は、何気ない会話の中にも自分のことを見つめ直す良いきっかけがたくさんありました。

 起きてカーテンを開けると雪景色が広がる毎日も今日で終わります。毎日が初めての経験と、たくさんの学びと、新たな発見で溢れていたこの10日間のように、明日から日常に戻っても自分の知らないことに対して色々なところにアンテナを張って過ごしていきたいと思います。

 10日間ありがとうございました!