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スノーシューガイドウォーク!

今日は、午前中の仕事を終えてから、スノーシューガイドウォークに出かけました。写真を参考にしていただきたいのですが、スノーシューは、雪道を歩く際に、地面と接する面積を広げ、体重を分散して歩きやすいようにするためのものです。ネイチャーセンターのスタッフの方にガイドしていただき、然別湖畔の裏山の雪道を1キロほど歩きました。途中には、北海道ならではのエドマツやトドマツを見ることができました。他にも、ネズミの足跡、シカの寝床など、動物たちの痕跡を見ることができました。積もった雪の上には、自然を理解するためのさまざまなヒントがあることに気づきました。

 特に興味深かったのは、木の枝に巻きつくツルアジサイについてです。ツルアジサイは、子孫を残すために地面に花を落とすのですが、1箇所に落ちて種が競合しないように、雪の穴の隙間に転げるように落ちるというのです。植物には脳はありませんが、生存確率を少しでも上げるための努力をしていることが印象的でした。

 何度も雪にはまりましたが、雪の中は意外にも暖かいです。ネイチャーセンターの方に、同じ温度でも固体と液体では熱伝導率が違うために、体感温度が違ってくることを教えていただきました。約1時間半のツアーを通じ、自然についてたくさんの学びがあった1日でした。そして、このツアーは、然別湖の自然を理解するために欠かせないものでした。