長い、長い時間をかけて集合場所へ向かった。
参加者同士で集まった時には既に日が沈み始めており、世話人の方の家へ着いたのは夕飯の時間帯だった。
家に着くや否や、早速サウナへと誘われた。世話人の方は風呂に入る代わりに、毎日このサウナで汗を流しているそうだ。そして時には水風呂代わりに四万十の清流へ飛び込むという。
最初は指先や唇が痺れるように熱く、呼吸をするたびに流れ込んでくる空気の熱さに驚いたが、しばらく入っていると不思議と慣れてきて心地良く感じられるようになった。
今日は手伝いをしたり、四万十の文化に触れるような事はあまりなかったが、明日から畑作業をするそうなので、このサウナでしっかりと旅の疲れを癒したい。