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宝島のボランティアをふりかえる

早いもので宝島でのボランティアが終わってからまもなく3週間が経とうとしています。

今回のボランティアは台風に泣かされたものとなりました。
台風の影響で出発は一日遅れ。

帰りも台風の接近で予定通りに帰れるかどうかわからず、
予定を早めて帰るメンバーもいました。

自然の事なので仕方ないと分かるとともに、
トカラ列島の生活の大変さも垣間見る事が出来ました。

そんな中でも今回の参加メンバー、仁君、ゆっきー、まっちゃん、トミー、俊ちゃん、
の5人は、短い期間の中でも本当に宝島を満喫していました。

宝島参加メンバー

出発前、宝島の事はリーダーの私も含め何もわからず、みんな正直、不安そうでした。
しかし、そんな中にも「トカラ列島に行ける」ということを
楽しみにフェリーに乗り込みました。

第1日目、到着した宝島では港の壁画、
そして多くの島民の方達が出迎えてくださいました。

到着後、早速楽しんだ海水浴では海の綺麗さに全員が驚きました。
本格的に作業が始まった2日目、種らっきょうの収穫、植え付けの為の畑作り。
暑さで全員ヘトヘトになりながらも一生懸命作業に取り組みました。

前日の畑に種らっきょうを植えた3日目
午後からは島一周の島内観光に。
海水浴では今までとは別の場所で泳ぎました。
観光では展望台から見た夕日の美しさが忘れられません。

手付かずの畑を開墾した4日目、全員でトラクターの運転に挑戦しました。
おっかなびっくりながら都会では出来ない体験に挑戦し、
メンバー全員が頼もしく見えました。

トラクターにもチャレンジ

トラクターにも挑戦した宝島

畑を開墾しらっきょうの植え付けをした5日目
2日目、3日目にも経験していたので手際よく作業をこなしました。
夜にはビーチに島の方々をお招きしキャンプファイヤーと花火を楽しみました。
島の方々と交流が出来てみんな大満足でした。

ラッキョウを植えます


6日目
、台風の接近に伴い仁君とトミーが朝のフェリーで島をはなれ、
メンバーが4人になりました。

先に帰るメンバー

この日は、台風の接近による雨のため一日中オフに。
そんななかでも、鍾乳洞でお昼を食べて楽しみました。

夜には毎週金曜日に小中学校の体育館で行われているバレーボールに参加。
島の方々とスポーツをつうじた交流を楽しみました。

くたくた

7日目、台風の影響で欠航かと思っていた翌日のフェリー出港が決まり、
午前中の作業後最後の海水浴に。
島にいた間、毎日海水浴を楽しみました。

飛び込みも!

毎日だったのでメンバーの泳ぎのスキルや潜りのスキルは格段にアップし、
本当にたくましくなりました。

夜は、島の方々が私達の為に食料を提供してくださり、ビーチでバーベキューをしました。
私達の為に申し訳ないと思いながらもご厚意に感謝しつつバーベキューを楽しみました。

島の皆さんといっしょにBBQ!

最終日、午前中は島民参加の恒例の活動、小中学校の草刈りに参加しました。
島の方々と一緒に作業をするメンバーの姿はまるで島民の一員のように見えました。
これで今回の行程は全て終了。帰りのフェリーに乗り込みました。

本当に今回の8日間はあっという間に過ぎて行きました。
「帰りたくない、もっと島にいたい。」
帰りのフェリーに乗り込む時メンバー全員そう思っていました。

宝島は交通手段も週2便のフェリーしかなくとても不便です。
しかし、そこには何か懐かしい光景があるように私は感じました。

それこそが宝島の最大の魅力なのかなと私は今回のボランティアで感じました。
最後になりますが、今回お世話になりました宝島の方々、このブログをご覧頂いた方、
そしてこのプロジェクトに関わって下さった全ての方々にお礼申し上げます。

ECOFF スタッフ 原島裕英