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草刈りと竹ベンチ

前日の運動会の筋肉痛が残りつつ本日の活動はは東風泊港の草刈りから始まりました。東風泊港は以前使われていた島の港で、風向きによって他の港と使い分けが行われていたようです。暫くの間、手入れがされていなかったので雑草が生い茂っていましたが、階段近くの草を刈り崖の下の海岸まで下れるように整備しました。海岸まで下るとペットボトルなどの漂着物を見つけたので、それらも回収しました。ここには全世界から様々なものが漂着してくるとのこと。港の草刈りをする中で、世話人の方とかつての風景を残すことの意味を話しました。かつての風景がすっかり変わってしまうと、この島に戻って来たいと思う気持ちが削がれるという考えにはとても共感しました。

その後はハマギの整備を行いました。ハマギとは竹島の郷土料理にも使われている食材で、別名で長命草とも言うそう。竹島の学校ではハマギに関する取り組みもあるそうです。他の雑草に隠れて太陽光が当たっていないものがあったので、ここでも草を刈りハマギに光が当たるようにしました。

昼食は島民の方からいただいた素麺を食べて、午後からは竹ベンチの製作の続きをしました。まだまだ完成までは遠そうですが、徐々に形になって来ました。基本的に素材は竹のみという制限の中で製作しているので、接着や固定などで難しいところもありますが、それも楽しさだと思うようになってきました。